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藻類などの微生物で石油生成
品種改良された藻類で石油を生み出してしまう技術で、日本が世界をリードしている分野です。
中でも性能の良い藻類がオーランチオキトリウムとボトリオコッカスで、トウモロコシなどのバイオマス燃料に比べて、そのエネルギー生産効率は数百倍にもなります。
これが実現すれば、藻をタンクで培養すれば石油が生産できることになり、エネルギーを自給どころか、他国に輸出できるようになるかもしれません。日本が「油田大国」になる可能性も秘めているわけです。
高いガソリン代も解消され、それどころか発電にも使えるなど、日本のエネルギー問題が根本的に解決されるでしょうね。
潮流・海流発電
これは風を利用した風力発電のように、海のなかの水の流れ、つまり潮流や海流を利用して発電するシステムになります。現在はコストの面などから、まだ研究段階のようですね。
ただし、実現すれば日本列島の太平洋側を沿うようにして走る「黒潮」などの巨大海流を半永久的にエネルギー化できることになり、その恩恵は計り知れません。
現在発電などのエネルギーに費やされる燃料も大幅に削減できることになり、「高いガソリン代」も解消されることでしょうw
日本は周囲を海に囲まれた海洋大国です。こういった沿岸の経済水域の研究・開発をもっと急ピッチで進めれば、エネルギー問題だけでなく、海洋牧場による食料問題の解決にも未来が開けてくるのではないでしょうか。
夢の新素材「グラフェン」から無尽蔵に・・
2004年にロシアで発見された、この驚異の新素材は「ブラウン運動」と呼ばれる 「ゆらぎ」 のような分子運動を毎秒数百回行っているそうです。この動きから電力を取り出すには、ナノテクノロジーの発達を待たねばなりませんが、もし実現すれば、1平方メートルのグラフェンから10万ワットの電力が得られるそうです。
この電力は、太陽・風力発電に匹敵し、同じようにクリーンなエネルギーで、しかも巨大な設備を必要としません。2010年にはノーベル物理学賞の対象にもなったそうですが、まさに人類の未来を開く、夢の素材ですね。
もし日本で実現できたら・・・世界に誇る自動車産業を持つ我が国ですから、乗り物はすべてこの「グラフェン」による電気自動車になるでしょうね。そしたら「高いガソリン代」など関係なくな・・・いや、エネルギー革命ですね!w
日本はもっと研究に力を入れるべきではないでしょうか。
技術的には可能なのに・・・
・・なぜやらないのか。これは、日本のエネルギー自給率が改善し、国力が上がるのを快くおもわない国々や勢力が沢山いることからくる政治的問題です。
「出る杭は打たれる」ではありませんが、日本のエネルギー問題において革新的なことをやろうとする人は、なぜか妨害されます。スキャンダルや事故で消えていくことが多いのです。邪魔をする勢力がいるのは間違いありません。
極端な話、優秀な日本民族は恐れられています。近隣の国々だけではなく、最大の友好国であるはずの某覇権国家でさえ例外ではありません。我が国が国力をつけ、大戦の復讐に目覚めるのを一番恐れているのは、彼の国です。
こちらにその気がなくても、周りからはそう思われている、というのは認識しておくべき事実ではないでしょうか。
そのことも踏まえた上で我が国のエネルギー問題を改善していくのは一筋縄ではいきませんが、我々に残された時間は決して多くないのです。
まるで他人事のような我が国の同胞を見るにつけ、手遅れになるのではないかと心配です。ガソリン代も高いですし・・
でも私は優秀な(私以外の)大和民族を信じています。きっと優秀な日本人達(私以外のw) が何とかしてくれるに違いありません! またエネルギー関連で面白い情報が出ましたら、更新をお約束いたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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