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ツールドフランスとは簡単にいうと「自転車競技世界一の祭典 」です。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、 ヨーロッパを中心とした世界各国では超有名です。
また世界3大スポーツの祭典ではオリンピック、ワールドカップに次ぐ最後の1つの最有力候補がこれ「ツールドフランス」と言われてます。 世界中に熱狂的なファンがいるため生中継する国も多数あり「のべ35億人以上が観戦した」まさに世界規模のお祭りです(笑)
ふだん自転車競技に馴染みがなく「ツールドフランスって何?」という初心者のあなたも大丈夫。わかりやすくポイントを押さえ、その魅力と見どころに迫ってみたいとおもいます。
① 発祥と歴史
ツールドフランスとはフランス語で「フランス1周」という意味です。
最初に開催されたのは1903年で、スポーツ新聞社がライバル社に対抗する目的で「宣伝の為に企画した」のがキッカケです。
はじめの頃の大会は400km以上を6ステージ、つまり延べ2400kmを走りました。各ステージが終わるまでは休憩時間が設けられておらず、参加者は道端で眠るような耐久レースでした。
参加する競技者はいかなる時も「他者の協力を得てはいけない」という厳格なルールがあり、宿泊先の手配はもちろん、修理道具やタイヤなどのスペアパーツも参加者が背負って走りました(汗)
その後、2度の大戦で中断されながらも人気とともに大規模化し、ルールも幾度となく改変され、現在に至っております。
現在のツールドフランスは凄まじい集団戦です。チームの1人に入賞させる為ほかのメンバーは捨て石になります。集団がばらけて個人同士の戦いになっても、時には敵と協力しなければ「とても上位には食い込めません」
そういった駆け引きが大きな「見どころ」のひとつだといっていいでしょう。ツールドフランスでは、このチーム戦の究極の形を見ることができます。
② 開催日・日程
毎年7月に開催され、およそ3週間(23日間)かけて行われます。
2019年は7月6日(土)開始
ベルギーのブリュッセルで「第1ステージのスタート」が 決定しております。
それから全21ステージが一日に1ステージ行われます。(休養日もあります)
最終日は7月28日(日)終了
パリ、シャンゼリゼ で「第21ステージ終了」となります。
③ 開催場所
「フランスと周辺国」
ツールドフランスはフランスとその周辺国で開催され、スタートしてからおよそ3週間あらゆる地域を走り抜けます。舞台となるのは主にフランスですがステージ次第ではヨーロッパの他の国となることもあります。
2019年はフランスの隣国ベルギーの首都ブリュッセルでスタートし、例年のフランス一周をしない山岳を中心とした変速コースが見どころで、ピレネー山脈を折り返しフランス首都パリのシャンゼリゼ通りへ到達してゴールとなります。