平成ぽんぽこタヌキは令和もPONでカワイイ!!

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北海道で牧牛を襲うクマや、去年の冬から春にかけて秋田県内では狂暴なクマの出没で騒動になりました。

里山から出て人間の町に姿を見せて騒動になったニュースは猿や猪もありますが、

タヌキは・・・話題にすらなりません(笑)!!!

イヌ科のタヌキは割かし気性が荒いのですが、いかんせん臆病で群れることはせず夫婦で行動します。

食欲旺盛な食いしん坊らしく、
ポンポコなのはお腹だけでなく頭もPONなとこが残念。((´艸` ))

古くから日本人に愛されていたタヌキはどんな動物なのか、見てみましょう。

そもそも今回「タヌキ」を取り上げたのは、海外の動物愛好家の関心の高さです。


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目次

【海外でのタヌキ人気】

日本では河川敷や山間の道路での遭遇はそう珍しくなく、都内でも稀に姿を見せる珍獣に和むということも。

一方で海外は、日本固有種ということで激レア級ポケモン的な認識で、動物園ならアイドル待遇なのだっ。

決して人に懐く動物ではないのだが、モフモフの愛くるしさにメロメロなのは世界が共感しているのです。

「タヌキが世界的にレア生物過ぎてヤバい」へんないきものチャンネル


【伝説の狸】

《団三郎狸(だんざぶろうだぬき)》

新潟県佐渡郡相川町(現・佐渡市)に伝わる化け狸。淡路島の芝右衛門狸、香川県の太三郎狸と並び、日本三名狸に数えられる。

『朧村正』

(=ↀωↀ)✧朧村正は、ヴァニラウェアが創った和風アクションRPG。 作中の団三郎狸は、

お恋の飼い猫であった三毛に請われ化け術の師匠となり、重松新左衛門の所持する根刮村正に対抗する妖術を授けた。

洲本市街地活性化センター/八狸委員会

淡路島・洲本八狸物語

淡路島の芝右衛門狸は芝居が好きで浪花道頓堀まで出かけたところ番犬に咬まれて亡くなる。

芝右衛門狸が贔屓にしていた舞台はみるみる客が減ったので、丁重に供養して祀ると再び繁盛したと云う。

《太三郎狸(たさぶろうだぬき)》

香川県高松市屋島に伝わる化け狸。

昔々、あるタヌキが矢傷で死にかけていたところを平重盛に助けられ、恩義から平家の守護を誓う。

日本伝承大鑑/蓑山大明神(太三郎狸)

《文福茶釜/分福茶釜(ぶんぶくちゃがま)》

空腹で寺に忍び込んだ狸は茶釜に化けたが正体がバレて、

居候させてもらう礼に芸をしたところ人気を博し、草臥れた寺が裕福になるという日本昔話。

《隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)》

伊予国(現・愛媛県)松山に伝わる化け狸。

『松山騒動八百八狸物語』に記された日本三大狸話の一つに数えられる妖狸。

享保の大飢饉に際して起こった、お家騒動が1805年(文化2年)に『伊予名草』と題して書き下ろされ、

さらに江戸末期、 講釈師の田辺南龍が怪談話に仕立てて講談として広まったものである。

妖狸808匹の総帥が隠神刑部。別名「八百八狸(はっぴゃくやたぬき)」。

久万山の古い岩屋に住み、松山城を守護していた隠神刑部が、お家騒動に関わったとされる噺。

隠神刑部狸/小山志乃/怪談しゃれこうべ/口伝師|夢宮花風

【妖怪】隠神刑部狸【小山志乃 怪談しゃれこうべ】

《狸囃子(たぬきばやし)》

深夜になるとどこからともなく、笛や太鼓などの囃子の音が聞こえてくるという怪異。

百鬼夜行を装った化け比べ勝負だろうか(笑)。

《魔法様(キョウモウ狸)》

海を渡ってきた化け狸。

魔法宮 火雷神社(まほうぐう からいじんじゃ/ほのいかづちじんじゃ)。

なにか中二病のような名称ですが、岡山県吉備中央町を中心とした三ヶ所ある所縁の神社のひとつ。

名称の所以については置いといて、この化け狸は南蛮船に紛れて日本に渡るとイタズラして回っていたのだが、

円城寺の和尚さんに正体を見破られ、助命嘆願の末に赦されて牛馬の守護神として祀られることに相成る。

※岡山空港から車で38分、参道は険しい様子なので悪天候時は避けた方が無難でしょう。

国は特に狸のイタズラ騒動が数多くあります。中には洒落にならない怪奇談もあって妖怪扱いされている。

【四国の主な化け狸の逸話と伝承】

化け狸と実際にあった狸の怨念/ローカルネタチャンネル

化け狸と実際にあった狸の怨念

動画主の撮影日 2023.6.3 香川県高松市/坂出市 2023.6.4 愛媛県新居浜市

《阿波の狸合戦》

頃は江戸の末、日開野の染物商「大和屋」の主人である茂右衛門が虐められていた狸を助けた。

恩を感じた狸は「金長」を名乗り、四国の狸の総領である津田の六右衛門の下で修行を積みます。

六右衛門は娘を嫁がせ養子になることを勧めたが、金長はこれを拒んで茂右衛門への恩返しに帰ろうとする。

金長の才覚に恐れを抱いた六右衛門は大勢の追っ手を差し向け、

金長も仲間を集うと勝浦川を挟んで「阿波狸合戦」と呼ばれる一大決戦に臨む―――。

『ふるさとカーニバル阿波の狸まつり』

タヌキの大将、六右衛門と小松島の金長タヌキによる狸合戦に因んで1978(昭和53)年に始まった催し。

11月上旬、藍場浜公園一帯にて開催。JR「徳島駅」下車→徒歩3分。路線バスは徳島駅前から徒歩約3分。

( ’ω’)a アニメ映画『平成狸合戦ぽんぽこ』のモデルになった民話だ。


【タヌキの好物】

徳利を提げて、お酒好きなイメージは後述の陶芸家が創ったもので元来、

果物(甘いもの)や、よく脂がのって香ばしく揚げた鶏の皮や魚の皮が大好物なようです。

油揚げに目がないとされるキツネも同様で、山鼠を揚げた供物が願懸けに効果てきめんだそうですね。


【タヌキ神社】

《辰巳神社(辰巳大明神)》

京阪本線「祇震四条駅」下車徒歩約5分、「祇園のお稲荷さん」とも呼ばれてますが、御祭神は狸(たぬき)。

《柳森神社》

岩本町駅から約4分。秋葉原駅から凡そ5分。狛犬の代わりに狸の神獣が鎮座しています。

八百屋の娘だった桂昌院が春日局に見込まれ、三代将軍家光公の側室となり、五代将軍綱吉公のご生母となる。

江戸城内に「福寿いなり」として創建されると、大奥の御女中衆は幸運にあやかりたいと、

他を抜いて(たぬき)、玉の輿に乗りたいとお狸さま「おたぬさん」を崇拝したという経緯である。

※猫様の憩いの場にもなっているようで、男性でも高嶺の花との縁結び祈願に御利益はあるだろう。


【信楽焼のたぬき】

信楽焼のたぬきは商売繁盛の縁起物として八ツの特徴があります。

笠・愛くるしい目・微笑む口・徳利・帳簿・出っ張ったお腹・尻尾・大きな●玉。(*ノωノ)ぃゃん

置物として江戸時代(1603年~1868年)後期には作られていたようですが、今とは趣が違っていた様子。

今日の原型を作ったのは陶芸家で、明治初期創業「狸庵」初代の藤原銕造(ふじわら てつぞう)氏とされてます。

有名になったきっかけは、昭和26年(1951年)に信榮町へ昭和天皇が行幸の折。

信楽焼のたぬきに日の丸の小旗を持たせて沿道に設置したところ、

昭和天皇はたぬきが延々と続く情景に感動を覚え、歌を詠まれました。

「幼なとき 集めしからに 懐かしも  しがらき焼の 狸をみれば」

現在も信楽町にある新宮神社の鳥居の横に、昭和天皇が詠まれた歌碑を見ることができます。


【タヌキの生態と現在】

タヌキはなぜ弱い生き物だと言われるのか?

【ゆっくり解説】タヌキはなぜ弱い生き物だと言われるのか?

●ω●) 上の動画は4年前、か弱くて絶滅するかもと危惧されてタヌキ。

最弱動物タヌキはなぜ絶滅しなかったのか?

【よわよわ】最弱動物タヌキはなぜ絶滅しなかったのか?

●ω●) ↑コチラが最新のタヌキの生態に関する動画。逞しく生きている、ぽんぽこ令和狸♪

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・・・

今回の記事はいかがでしたでしょうか。愛嬌のあるタヌキは古くから愛されてましたが珍獣扱いでした★

しかし、海外にも愛らしさが伝播したことで、生態数の保護や環境保全が注目されると期待したいですね。

タヌキをご紹介しましたので、次はキツネに注目してみます。

ご覧いただき、ありがとうございました。また次回もよろしくお願いします。<(_ _)>

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