猛暑、猛暑、猛暑、この暑さは「もうしょ~がない!」とシャレてる場合ではありません! 何とかしなければ、本年も熱中症でバタバタ倒れて大勢搬送されること間違いナシです。
「いぁホンマ、熱中症の対策せんとシにますってコレ・・」
近年、とどまることを知らない猛暑日の最高気温! 毎年更新してる気がするのは私だけなんでしょうか・・
猛暑日に外でハードな現場作業や農作業をされてる方はもちろん、「わしゃエアコンなんぞ使わん!」と意地っ張りのお年寄りが熱中症でタイヘンなことになるのが「夏の風物詩」になりつつあります。
「熱中症・・ホンマどげんかせんとイカン・・・」
こうお考えの方は多数いらっしゃるようで、かの「空調服」を筆頭に「特殊素材」を使った衣類、はたまたさらに「ハイテク」を駆使した冷却グッズが考案・実用化されてきてるのをご存知でしょうか。
今回は、「外で重量物の階段搬出作業」を連日こなす筆者が熱中症を予防するのに「画期的だ!」と感じた冷却グッズを独断と偏見により選ばせていただきました。猛暑にあえぐ皆様に、少しでもお役に立てば幸いです。
目次
① 風で冷却する「空調服」
はじめて登場した時は話題になりましたね。ブルゾンなどの作業服に扇風機(バッテリー駆動式)がついたのがコレ「空調服」です。
かなり快適です。空調服の内部に風が循環してるので、汗が気化して熱を奪ってくれるのですね。最初購入した時は熱中症を防ぐのにこれは良い物だ!」と感服したものです。
しかし・・・殘念ながら涼しいのは気温30℃くらいまでです。近年は猛暑がピークになると35℃は突破してきます。場所によっては体感気温が40℃超えも珍しくないので熱中症対策としては・・・心苦しいのですがハッキリ言いましょう。
「30℃超えたら、全然涼しくないっす・・」
なんかもう空調服の中を熱風が循環してるだけの状態なんですよね・・
苦肉の策として、扇風機ユニットの数を増やすアタッチメントを購入し「数の力で押し切る」という方法もあるようですが「焼け石に水」感は否めません。無いよりはマシってレベルですね。
ケナシまくったフォローではありませんが、気温30℃くらいまでは「かなり涼しい」んです。「弱冷房」に設定した屋内などでは最大限に威力を発揮してくれますし、屋内で熱中症になる方をおもえば「空調服」は良い物です。w
気になるお値段は、やはり安いタイプでも1万円は超えてくるようです。ファンユニットを増やしたり、スペアのバッテリーも揃えると、それなりの高額になるようですね。
ただ最近では種類や付属品も豊富で、使用状況に応じた使い方ができるので、作業環境に合わせて工夫して使えば、熱中症対策の強い味方になってくれることでしょう。
② インナー に「接触冷感」
読んで字のごとく、着ると「ヒンヤリ体感-3℃」などとうたわれている商品です。筆者が実際着用してみたところ、たしかに肌にあたる生地の感触がヒンヤリしてるような気がします。
水に触れると温度の下がる「活性冷却剤」を利用した素材でできており、要するに体から発する水分や汗を活用して「ウェアの内面温度を下げよう」という発想の物です。
もちろん過酷な35℃超え環境で-3℃では熱中症対策として話になりませんが「空調服」をはじめとした他のグッズと併用することで威力を発揮するとおもわれます。
値段もリーズナブルで数百円~数千円で購入することができ、外で作業する人にとって定番の製品になりつつあるようですね。
③ 水に浸して使用「ハイパークール」
米陸軍制式採用などとうたわれており、外見が防弾チョッキみたいなのはそのせいかもしれませんw さて、熱中症をどれだけ予防できるのか・・・
そのチョッキをあらかじめ水に浸して着用すると、気化熱により5~10時間は涼しいとのこと。早速じっさいの使用感を確かめてみたところ・・・
「うむ なかなか良いモノだ」・・率直な感想です。けっこう涼しいです^^
あと水に浸すので、「重くなる」や「濡れるような感触」が心配だったのですが、そのようなこともありません。気になるような重さは無く、内側に着たTシャツがビショビショになることもありませんでした。
難点をあげるとすれば使用時間でしょうか。体感40℃くらいの過酷な環境では5時間とかは全然もちません。体感では2時間くらいかなと・・w
ただ、そのつど水に浸せば復活するので「その手軽さから」それほど気になりません。ようは冷えりゃいいんですから。
値段も7~9千円ほどで購入でき、費用対効果は優秀です。筆者の独断ですが、この「特殊素材を水に浸して使用する」タイプの物は、熱中症の予防にはかなり実用的に感じました。
④ 「保冷剤」で重武装
あらかじめ保冷剤を冷凍庫で冷やしておき、専用の収納ポケットの付いたベストに装着して使用するものですね。技術的には最新のものとは言えないのですが、その実用性と費用対効果は無視できないものがあります。
「保冷剤」の大きさは冬に使う使い捨てカイロと同じくらいで、あらかじめ冷凍庫で冷やしておき、外で作業する時などに専用のポケットが付いたチョッキに、この「保冷剤」を入れて、体を冷却しながら作業します。
冷却効果はかなり優秀なのですが、最大の欠点は「保冷剤の効果が持続する時間が短い」ということでしょう。
本来、この保冷剤はクーラーボックスなどで食材を保存する為に使われるものです。そういった環境では15時間保つ、とうたっている製品もあるのですが、ただでさえ熱をもってる人体に装着して35℃超え猛暑のなか作業するとなると・・
1~2時間もてば良いほうではないでしょうか・・・
ただ、そういった欠点も保冷バックにスペアを用意しておけば解消できます。いちいち交換するのは手間ですが「熱中症になるよりマシ」ってもんですw
費用も「保冷剤のスペアを含めて数千円」で購入できるようですし、期待しすぎはアレなんですが、コストパフォーマンスは良好に感じます。また、最近では「空調服」と併用できる製品も開発されているようですね。
⑤ 「PCM-PAC」ベスト
「相変化材料 PCM」という特殊な物質が内蔵されており、28℃を超えるとPCM-PACが溶け出す化学作用で体熱を冷却します。
要するに吸熱してくれるってわけですね。このPCM-PACは過熱したスマホを冷やす商品でも話題になりました。
「猛暑で熱中症? 火事にくらべれば甘いわ!」(消防隊員)
ということで消防署御用達の製品です。消火服の内側に着用してるのだとかw
欠点としては、28℃超えの環境では3時間ほどしか使用できず、再使用するのに2時間ほどかかること、さらに1.6kgの重さと、値段が高い(4万円弱)・・ということでしょうか。
欠点ばかり多いような印象ですが、その冷却性能はメッチャ優秀です。なんせ消防隊員さんが消火活動で着用してるんですから(笑)
ここまで過酷な環境で働く人は限られてくるでしょうが、状況によっては熱中症の予防に激的な効果があるのではないでしょうか。
⑥ 「水冷服」で強引に冷却?
「水冷服とは!?」・・・読んで字のごとく水を循環させるパイプを体に巻きつけるような構造を持つ特殊なウェアで、水はバッテリーで冷却されます。
「水冷で冷却て・・ちょと強引すぎやしませんか・・」
空調服が世に出た時でさえ「オイオイ、エンジンじゃねんだから」とかなりのインパクトだったのですが、今度はさらに進化?して「水冷式」ですw
冷却性能はかなりのもので「空調服が涼しい」なら「水冷服は冷たい」です。
まるで上半身「水風呂」に入っている感触で、気温30℃未満では冷却されすぎて着用できないくらいですが、熱中症になりそうな猛暑日では「心強い」かぎりですw
欠点としましては、何と言っても腰袋のような冷却ユニットが「かさばって邪魔」なのと「1.6kgの重さ」ですね。重量物を運んだり、狭い場所を動き回る仕事では「致命的」かもしれません。
さらに、あらかじめ水冷ユニットの水を凍らせる必要があるのと、5時間ほどで氷などの補給もしなければいけません。出かける場所によってはクーラーバックなどに用意して補給する準備が必要ということです。
あとはそのお値段が高額なこと・・・なんと「6万円」前後・・
こうなると、使用する状況や使用できる人はかなり限られてきそうですが「それでも必要だ」と感じる近年の猛暑です。「熱中症になるくらいなら・・」と、購入者が激増してるようですね。
冷却性能だけみれば今回ご紹介した製品の中では「ダントツ」ですw
⑦ おまけ・・「夏の暑さを貯めておき、冬に放出する」だと!?
冷却グッズ・・という意味ではちょっと脱線してしまうのですが、気になる情報だったので載せてみました。
これはスイス連邦材料試験研究所(EMPA)で研究されている技術で、水酸化ナトリウムに水や熱を加えた際の化学反応を有効利用しようとする試みです。
要するに「夏の暑さ(熱)を貯めておき」冬に、水を加えて反応させ「暖房などの熱源に利用してやろう」ということですね。
この「水酸化ナトリウム」は劇物ですので、安全性その他の面からまだ研究段階のようなのですが、実現すれば「熱源のために燃料を消費しなくなる」画期的なエネルギー問題解決法となります。
年々暑さの増す日本でも、本格的に研究してほしい分野ですね。
熱中症にかからなくなる技術とはおもえませんが、猛暑のおかげで「冬の暖房代がなくなる」と考えれば「暑さも少しは楽に・・」なりませんね(汗)
まとめ
「空調服」を筆頭に、代表的な冷却グッズをご紹介しましたが、それぞれ一長一短で、特にハイパフォーマンスな物は欠点もデカい・・という印象でしたね。
ただ、使用する環境は人それぞれなので、上手に組み合わせて使用方法も工夫すれば、猛暑日の熱中症対策として、かなりの威力を発揮してくれるのではないでしょうか。
本年もかなりの猛暑が予想されます。これらの冷却グッズを駆使して「賢く」「快適に」乗り切っていきたいものですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント
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