皆さん、ジャガイモはよく食べますか?
実はジャガイモに毒があるって知ってました?? Σ(゚艸゚*)
知っていなければ気が付かない危険な植物は身近に存在します。
今回は世界で危険指定されている植物をいくつかご紹介しましょう。
目次
『ジャガイモ(ナス科ナス属)』
調理実習でみんな御存知かと思いますが(笑)。一応説明しますと、
ジャガイモの芽と根元、緑色に変色した皮は毒素を含んでいます。
加熱しても消えることはないため取り除いて、美味しくいただきましょう。
【秋の味覚♪色とりどりのミックスベリータルト】
ベリーは食用になる小さな果実の通称。植物学上は液果。
ベリーと名前が付いていれば、食べられる‥とは限りません。
『デスカマス(リシリソウ属種)』
羊などの草食動物に中毒を起こさせる球根植物の総称。
詳しくはアメリカ原産の植物で、根茎が食用となるキジカクシ科のカマシア属と、
メランチウム科に属す猛毒のデス・カマス(トキシコスコルディオン属など)がある。
日本に自生するコバイケイソウもデス・カマスと同じく有毒だが、
花はクリーム色で、ごく普通の外見から毒があるとは思えない‥。
『セイヨウオニシバリ(ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属)』
ヨウシュジンチョウゲ(沈丁花)とも。樹皮は製紙などに利用されてきた。
ジンチョウゲ科は1.5メートルほどの低木で、香りのよい花をつける。
しかし、鮮やかな赤色の実も木全体が強い毒性を含有しています。
香木として香りや、花と実を愛でても食べることはできません。
『バーンベリー』
高さ30~60セントほどの低木で、特徴は縁がギザギザ状の葉。
フィンランドでは、ほぼ全土に分布している。
ベリーは猛毒で、木全体の中で最も毒性が高い。
特に人間の心臓に作用するため食用すれば最悪、死に至る。
『ヒメマイヅルソウ』
高さは20セントほどでスズランに似ているが、英語では「偽のスズラン」。
赤色や深い赤色のベリーには強い毒性があり、少量食べても危険。
スズラン(鈴蘭)も有毒で、切り花などで毒が水に溶け込むので注意したい。
『ホワイト・ベインベリー』
赤い茎から目玉がいくつも出ているように見えて不気味。毒性がかなり強い。
『ヒマラヤン・ブラックベリー』
大型のツツジに似ているこの植物は繁殖力が強く、
たった一株から、605坪の地面が棘で覆われることになると言われます。
一般的なブラックベリーとは異なり、それぞれの茎は直径約5センチにもなる。
サメの歯のように伸びる約2.5センチの鋭利なトゲが肌を切り裂くのだ。
【爆発危険!?最恐の木】
『スナバコノキ(トウダイグサ科フラ属)』
別名、ダイナマイトツリー。゚。(( (((゚。(( ))。゚))) ))。゚ ボカーン
樹木の画像だけで十分伝わるヤバさですが‥説明しよう。
南米熱帯地域やアマゾンの熱帯雨林に自生し、27〜40メートルの高さに成長する。
灰色の樹皮が円錐形のトゲトゲで覆われているから、すぐにそれと分かるだろう。
人類はこの悪魔のような樹木を種から抽出した油を下剤として、
葉は湿疹の手当てに活用するなどした。しかし‥‥‥、
この樹木の実は熟すと大爆発、半径18メートルに固い種を飛礫のように飛散させる。
【触れただけで!?殺意がヤバすぎる植物】
(・ω・)_/ イラクサ科は葉に刺毛と呼ばれる微細なトゲで覆われている。
『ギンピーギンピー』
別名、スティンガー。危険な植物を調べれば必ず出てくる相当なヤバさ。
タランチュラの刺毛は刺さると激しい痒みに襲われたり、痛みを伴う。
ギンピーギンピーも根から葉まで全てびっしりと覆われた超細かい毒針が、
少し触れただけで体内に刺さり、その痛みは酸をスプレーされたようだという。
さらに痛みが2年間は続くといわれています。
刺されるだけでなく、飛散した棘を吸引することでも症状が現れるので凶悪。
『オンガオンガ』
凶暴なイラクサとも呼ばれる大きなトゲのある植物で、ニュージーランド固有種。
背丈は大きいもので4メートルを越し、トゲに少しでも触れるなら神経毒を送り込む。
神経系統の崩壊を引き起こし、死傷者もでています。
ニュージーランドにはワイルドベリーがブドウ似の房の実をつけたような、
『トゥトゥ』と呼ばれる強毒をもつ原生植物が自生していることも注意したい。
『ジャイアント・ホグウィード(巨大豚草)』
19世紀イギリスに観賞用としてもちこまれ、
今では北米にも広がり侵略的外来種と認定された。
セリ科ハナウド属の多年生植物で高さ3メートルまで育ち、
触れた人間の皮膚を覆うドロドロした液体を出す。
肌に付着した樹液は日光に反応し皮膚や粘膜を経て、
炎症・壊死させるなどし広範囲にわたって黒紫色に変色した傷跡は数年間は残る。
『バイカルハナウド』
ジャイアント・ホグウィードと同様に家畜の飼料などとしてもちこまれ、
ロシアで変異株(!?)が猛威を振るっている。ここでも侵略的外来種と認定された。
毒性も同じく肌に付着した樹液が感光することで、重度の炎症を引き起こす。
バイカルハナウドは成長速度・繁殖範囲が広く、ほかの植物をも駆逐する。
夏のロシア。モスクワでは放置した土地所有者へ罰金を科しており、
防護服に身を包んで、この植物を徹底的して駆除に努める光景が続いている。。
『ゲルセミウム・エレガンス』
「シュア・ノーツア」食べると死ぬと伝わり猛獣駆除にも使われ、
その強烈な毒性は消えずに残ります。((( ゚д゚;)))
可憐な黄色い花をつけるが、世界最強の植物毒を持つ殺人植物である。
ゲルセミウム属は3種あり、弱いものの毒をもちます。
カロライナジャスミン(ゲルセミウム・センペルビレンス)は、
日本で観賞用に広く知られています。もちろん飲んではいけません。
『アコカンテラ・オブロンギフォリア』
アコカンテラ属は強力な有毒性の樹液をもっており、心毒性の配糖体を含んでいます。
東アフリカの部族たちはこの毒を矢毒として狩猟に用いました。
『マンチニール(死のリンゴ)』
沿岸の砂浜や沼地、マングローブなどに多く自生。
緑、黄緑色のリンゴに似た実がなる。
果実を口にすれば、喉と口内に燃えるような激痛で苦しむことになるでしょう。
そもそも幹や葉にも毒素が滲み出ているので、素手で触れることもままなりません。
木を伝って落ちる水滴に一滴でも触れると激痛を伴い、肌には水疱ができる。
この木を燃やした煙にも毒素が含まれ、目に入れば失明する危険があります。
『オオミフクラギ (大目腫ら木)』
:((;゙゚’ω゚’)): 別名、自殺の木・・。椰子の実の仲間で数千キロも漂海できる。
全体に毒を含むが特に種子には、ケルベリンというアルカロイドの配糖体が含有。
インドではわかっているだけでも過去10年間で、500人もの犠牲者が確認されている。
日本では類縁種のミフクラギが沖縄に分布し、立て看板などで注意喚起してます。
『ローレルジンチョウゲ』
ジンチョウゲ科に属する被子植物の低木。
小さくて光沢のある葉を持つ見た目はごく普通だが‥。
触れれば炎症や水膨れを引き起こすので、絶対にお尻を拭いてはいけない。
世界には今回ご紹介した以外にも、
まだ危険な植物が少なくないのですが、危険な植物は日本にもあります。
次回、日本の危険な植物をご紹介します。またどうぞよろしく。( ̄ω ̄)ノシ