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脳のクリーンアップ。認知症予防も食生活改善から!

脳のクリーンアップ。認知症予防も食生活改善から!

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前回は『メタボリック症候群(メタボ)』予防に一番コスパと効果に優れていると確信した、
『イワシの缶詰』をご紹介しました。
今回、2022年最後の記事はセガゲームスより2018年12月13日に発売された、
『JUDGE EYES:死神の遺言』でテーマになった『認知症(痴呆症)』についてまとめました。

今なお治療法の研究が続いている認知症はその原因は1つでなく、甲状腺機能低下症や、
ビタミン不足、血管性認知症(脳卒中・脳腫瘍)、レビー小体型認知症など人によって様々です。
人間のみでなく、猫など小動物でも罹る脳疾患であることも知られてきました。


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目次

【アルツハイマー型認知症とパーキンソン病の違い】

日本人で最も多いのが『アルツハイマー病』で、
記憶力や思考能力が失われていく進行性の脳の病気です。
アミロイドβという、たんぱく質の蓄積によって神経細胞が減少し、
脳全体が委縮することで発症するのが特徴。

アルツハイマー病の場合は記憶障害の症状が顕著で、パーキンソン症状はほとんどない。
レビー小体型認知症に見られる、歩行困難や表情がなくなる特徴もほぼ見られず、
嗅覚の異常、徘徊や物が盗まれたと思い込むといった特徴があります。
アルツハイマー型症状の厄介なのは見たものが何かを理解することができない失認や、
人格に変化が起こることが看護を困難にさせている。


【アミロイドβとは】\_(・ω・) ハイ、ココネ、ココ

人間の脳とパソコンは日々使っていくうちにゴミが蓄積していきます。
パソコンなら「一時ファイル」や「キャッシュ」と言われるもので、
Cドライブのクリーンアップを行えば快適な動作を取り戻すことができます。

脳の神経系にはグリア細胞というのがあり、脳の老廃物を食べてくれる。
『リーキーガット症候群』と呼ばれる脳の老廃物が出る原因はもう一つ、
腸の状態が悪いと腎臓のすぐ上にある内分泌器官である副腎から、
コルチゾールと呼ばれ、ストレスに対抗するホルモンが過剰分泌されるため。

この脳に溜まった老廃物、アミロイドβを分解する酵素を働かせるには、
体の内外からのストレスによる炎症を起こさないようにすることが大事です。

要は血糖値の急上昇を抑える食習慣と、腸内環境を整えること。
グリア細胞は深い睡眠時にもっとも活発に働くため、質の良い睡眠をとることです。
歯周病菌の出す毒素も認知症の発祥の一因とされているため、
温床となる歯石を除去する定期検診も可能な限り行っていきましょう。


パーキンソン病はドーパミンの生成量が減少することで発症します。
主な症状には手足の震えや筋肉の固縮、バランスが取れなくなる姿勢反射障害など。
立ちくらみや眩暈などの自律神経の失調、歩行障害、睡眠障害の症状がある。
むくみや便秘、頻尿のほか嗅覚や味覚にも異常が表れます。
また、体を動かさないと身体機能の低下が進行してしまいます。
上記の疾患予防に効果的なのが『温熱療法』です!


【温熱療法とは】\_(ÒдÓ) ハイ、ココ

Interior of Finnish sauna, classic wooden sauna, Finnish bathroom

温熱療法とはお風呂やサウナに入り、血行を改善して体を温める療法です。
全身の血管を拡張し、リンパと血流を促進して筋肉の緊張を取り除く効果があります。
運動することも温熱療法の一つであり、細胞が活性化して心身を整えることができる。


【レビー小体型認知症とは】

視空間認知障害、問題解決能力が低下する認知機能障害のほか、現実にない幻が見える、
身体の動作が緩慢になって転倒しやすくなる「パーキンソン病の症状」、
睡眠時に大声を出したり激しい体動など「レム睡眠行動異常症」ほか様々な症状が出現する。

パーキンソン病は海馬の萎縮が顕著に見られるのに対し、
レビー小体型認知症にはその特徴がみられないという違いがあります。
うつ病や統合失調症などの精神疾患と誤診される場合も少なくありません。
※幻視の症状というのが誤認ではなく、脳がリアルに存在を認識してしまうところ。

レビー小体型認知症の幻視のリアル/認知症の爺さんと福の日常


【食生活】

青魚とアマニ油にはオメガ3系脂肪酸のDHAやEPAが多く含まれています。
脳と神経細胞の構築に使われ、学習力や記憶力の維持に必要な栄養素。

貝類は亜鉛やミネラルを摂取できて、これらの栄養素は血糖値を下げる働きを補助します。

ナッツ・ベリー類に含まれるビタミンEには抗酸化作用があり、脳の老化防止や脳の働きを維持する効果が知られています。

卵・大豆・カカオ・緑黄色野菜も合わせて摂取することで、脳疾患と生活習慣病の予防に役立つでしょう。

要約「長生きでも脳が老けない人の習慣」角谷建耀知/フェルミ漫画大学

現代人は咀嚼する回数が少ないと言われています。
よく噛むことは脳に良い刺激を与え、胃腸の準備運動にもなるので、
食前にチューインガムを噛む習慣を取り入れるのもよいでしょう。


【有酸素運動】

脳機能の向上、脳疲労を回復させるには有酸素運動がベストです。
健康・運動というワードがくれば、お馴染みの有酸素運動ですが‥、
記者は正直いって、長続きしません。Σ(≧ڡ≦ゞ)
珈琲を淹れるお湯を沸かしている間に軽く体を動かすくらいです(笑)。
これはもちろん、運動とは言えないですね‥。ガ━━ (゚Д゚;)━━━ン!!

勉強前に、軽く運動することで学習効果が高まるとされているのは、
『ドーパミン』『セロトニン』『ノルアドレナリン』という脳に良い物質が分泌されるため。
ところが、ランニングやマラソンなどの過度な運動は筋肉へ血液が流れてしまいます。
ポイントは “軽い負荷” で、長時間行うこと。

昔から就労前に行う準備運動として程よく心拍数を上げられる “ラジオ体操” の全身運動は、
一定のペースを持続できるウォーキングと共に推奨されてきたのも理に適ってたわけですね~。
ペットを飼われている方はコミュニケーションとして散歩をされるなど、
ご家族が居れば日々の健やかな心身の健康を意識せずに維持できていることでしょう。

対して、仕事以外では家に籠りがちで、近所でも自家用車を使用される方や、
独身で家事は必要最低限のことしかしないといった方は要注意です。


脳疲労やゴミがゴッソリ取れる眠り方!やる気が出ない無気力の原因にもなるアミロイドベータを排除【睡眠の質|回復】


今年の記事は生活習慣の改善として、主に食生活の見直しを提案してきました。
生活習慣を改めれば、認知症の予防にも繋がります。
新陳代謝の低下は30歳から、加齢による筋力の衰えは40歳を過ぎると顕著に表れます。
「体が鈍る」とはよく言ったもので、まさしく身体能力のパフォーマンスが落ちていく。

しかし運動不足は身体のみでなく、脳の学習や記憶能力も鈍ってしまいます。
現代人の寿命は延びる一方で、健康を損なうと長い療養を余儀なくされてしまう。
晩年も健やかにいたいと望むなら、さっそく健康習慣に取り組んでみませんか?

(*´・ω-)ノ ご覧いただきありがとうございました。
来年もフルフルネットをよろしくお願いします。<(_ _)>

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