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どうも。おクマりですか?

どうも。おクマりですか? ( ¯(エ)¯ و)و”

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今年の春~初夏、山菜取りの入山者や釣り人をクマが次々と襲い、

あろうことか警察にも襲い掛かるという、クマ害事件が秋田県民を恐怖させました。

そして季節は秋。山は色づき、冬の到来前に野生動物が活発になっていることでしょう。

人間も冬の前に秋の味覚や行楽地に足を運び、両者が出遭う確率が高まっているのです。

(「ↀ(エ)ↀ)「 クマと出遭ったら? 背中を見せず後退りながらクマの気を逸らせて・・・。

イヤイヤ、そうならないようクマを知ることで何か発見があるかもしれません。見ていきましょう。

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目次

【日本にいる2種類のクマの違い (°(エ)°)人(ˋ(エ)´) 】

《生息地》

ヒグマ:主に北海道に生息しており、体格も大きく、存在感があります。

ツキノワグマ:主に本州、四国、九州の山岳地帯に生息しています。

《体格と外見及び生態》

ツキノワグマ:体格は小柄。名前の由来である胸に月のような白い斑点があります。

ヒグマ:大柄な体格で小熊でもかなり力があります。褐色~黒の毛色が主流。

体長:100~250cm ※屈んだ状態の高さも四輪駆動車のボンネットくらいある。

体重:300~500kg ※700kgを超える個体も。

凡その寿命:25~30年。走る速度:時速50km(山道では逃げきれない)

ツキノワグマ:雑食性で山果や山菜、昆虫、魚や小動物を食べます。性格はわりに温厚。

ヒグマ:ツキノワグマと共通しますが、死骸も食べます。雄は狂暴で、雌・小熊も襲う。

《冬眠と繁殖》

ツキノワグマ:晩春から初夏にかけて繁殖期を迎え、冬眠に入る時期が早め。

ヒグマ:夏の間に繁殖活動を行い、冬眠の期間が長めです。

【好物と食傷】

季節の変わり目に餌を求めて山中を活発に動くクマ。

クマのオスはブナの実、ドングリ、クルミなどの木の実を食べます。

猛獣でありながら他の野獣を狩って捕食するのは稀で、鮭やサワガニ、昆虫も食べる基本的に雑食。

クマは山菜やキイチゴのような野草も好物で、人間が山菜取りに夢中で山中に分け入るように、

食べているうちに人里へ下りてきてしまうのです。

飢えたクマは鹿を襲ったり茸・・・果ては樹の皮など、口にできるものを求めて彷徨う。

木の実が不作の年はメスや子グマは昆虫を食べて食いつなぎ、人里へ下りてきて家屋を物色する。

人間はクマに遭遇するのを偶然と考えるが、クマは聴力と特に嗅覚を頼りに行動します。

山菜などを抱えていれば、匂いに釣られ接近してくる危険を伴う。水場がある所も遭遇の確率が高い。

逆に豊作で、クマの個体数が増えてしまうと不作年の生存競争が熾烈になる。

これを憐れだと思うのは間違いだ。繰り返しになるが、食べ物が豊富だと個体数が増えてしまうからだ。

近年、鹿の生息数が増えてクマの食べる木の実を横取りしている事も考えられる。

【食害熊を駆除しなければならない理由】

死傷者10人を出した日本史上最悪の獣害事件 「三毛別ヒグマ事件」(1915年)をはじめ、

遺体の収容をきっかけに、熊が執拗に人を狙ったケースはいくつもあるという。\_(ÒдÓ;)

歴史に残る『福岡大学ワンゲル部ヒグマ事件』の恐怖/へんないきものチャンネル

【ゆっくり解説】歴史に残る『福岡大学ワンゲル部ヒグマ事件』の恐怖

『1988年 山形県戸沢村の熊による食害事件』

5月に事件発生、同年10月に2件の事件の後に駆除されている。

最初の犠牲者は収容され、これだけであれば被害者は不運な巡り会わせだったとして片づけられたろう。

しかし、同年10月に2件の同じ熊による事件が発生した。果たして、これも偶然だろうか?

仕留めた猟師は疑問視していたが、事件はこのまま終息して綿密な調査は行われませんでした。

《雑食性だが、特異な食性をもつ》

普段は雑食性。‥なのだが、偏食癖の個体はこれと決めた食べ物だけを摂るようなことも。

上記事件の熊はタケノコを主食にしていて、犠牲者もタケノコ取りを目的に入山していたのだ。

人には不運であっても、出遭う可能性は高い状況だったといえる。

最近また話題の、北海道で牛ばかりを襲った「OSO18(オソ18)」に至っては、

牛の特定部位のみに固執するあまり栄養失調となって、駆除された時には痩せ衰えていたという。

山形県尾花沢市・南陽市・村山市ではサクランボに執着する熊の出没が報告されている。

山形県民ワイ、これを注視しているのだが、取り扱いがなんとも小さいのでヤキモキしている・・・。

一頭が食べたサクランボの被害は凡そ30キロ。

強者は二日連続で通ってきたというから、さすがにキレちまうぞ★

2024年5月18日、秋田県鹿角市の山林で、警察官2人が熊に襲われて重傷を負った。

これは15日に行方不明の男性を発見、収容しようとしたところに襲撃を受けたというものだ。

困難であった男性の収容は、22日にようやく運び出された。

ここまでは報道で耳にした方もおられ、食害熊に対する論争が起きたことでも注目された。

警察官を襲った熊が、男性を襲った熊であるかどうかは不明だ。

襲った熊が再び人を襲う可能が高く、放置できないが・・・さらに深刻な事態に至る場合がある。

《2016年「十和利山クマ襲撃事件」》

この事件では最初の犠牲者発見に続いて、同じ熊と見られる襲撃事件が相次ぐ。

3人目の犠牲者の収容が困難を極め、熊は後に駆除されたもののある可能性が浮上する。

駆除された熊は、最初に犠牲者を襲った「加害熊」でなく「参加」食害熊だと見られるという。

追跡は続けられ、罠による駆除で食害熊の系譜は絶えた・・・とみなされた。

そして、2023年10月から秋田市内で熊の出没と襲撃事件が発生し、今年も熊が人を襲った。

今秋に入って再び熊の出没と、遭遇によるケガ人の報告は全国的にも増加傾向だ。

 “食べられるモノ” として学習した熊はその情報を共有すると考えられる。

飼い犬を狙う凶悪ヒグマ「RT」人を恐れぬ知床の新世代クマとは/へんないきものチャンネル

【怪物】飼い犬を狙う凶悪ヒグマ「RT」|人を恐れぬ知床の新世代クマの目的とは…

《優しさが生態系を狂わせる》

詰まるところ、山の食べ物が毎年充足すれば個体数が増え続けてしまうのである。\_(ÒдÓ)

生息数が増えれば、食えるだけ食ってしまう。バケツ一杯のドングリで到底、彼らを満たせない。

そうして、餌を求める熊は人里に下りてきて畑やゴミを荒らすのだ。

特に知っておいてもらいたいのはサバンナのライオンと違い、熊は満腹だろうが人を襲う。

これは仕留めた獲物を穴に埋めて後で食う、という習性からくるものだ。

無責任に餌をやるなんてとんでもない。

冬眠しない凶暴化グマ「穴持たず」はなぜ生まれるのか?/へんないきものチャンネル

【伝説】冬眠しない凶暴化グマ「穴持たず」はなぜ生まれるのか?

美の国あきたネット/ツキノワグマ情報

ツキノワグマ等情報マップシステム『クマダス』

石川県 令和5年ツキノワグマ出没情報地図

【クマ避け対策グッズ】

先ず思いつくのが「熊鈴」でしょう。音量が高いほど良いそうで、山に入るなら携帯しましょう。

登山用の杖(トレッキングポール)。クマの鼻面に一撃を与えて撃退した例があります。(T(エ)T)

《クマ忌避剤》

唐辛子のカプサイシン成分の入った、強烈な刺激臭を放つスプレーやシート。

《クマ忌避杭》※効果2年間

主に登山道や畑に等間隔で設置して縄を張る。匂い効果が高いらしくゴーグルは忘れずに!

【千葉県はクマが出没しない?!】

房総半島の山々は、他の地域の山から隔絶された島のような地勢です。

クマは山から山へ生息範囲を広げますが、人の生活圏を侵して目指すには至ってないようです。

或いは騒音と、車両の通行に因る抑制効果があると考えてよいでしょう。

【熊肉って美味しいの?】

クマは年間1千から2千頭が捕獲されており、その内の1割程度が食用となる。

「命が勿体ない」とお思いだろうが、野生に限らず肉処理は魚の三枚おろしとはわけが違う★

閲覧はあまりお勧めしませんが、気になる方は “クマ解体” で検索していただこう。

クマの生食は、旋毛虫症(トリヒナ)の感染源となるので調理法に関しても知識が必要だ。

中国では「熊掌」が薬膳料理として珍重されていて、「周の八珍」と称される食材の一つ。

クマ肉は加熱の加減が難しく、固くなりやすい。(*O(エ)O*)

脂の融解温度が低めで少量でも濃厚な肉の旨味が味わえる。

さぞ美味しいものと思うでしょうが、そこは獣肉。匂いが独特で鹿肉より癖も強いそう。

昨今 流行のジビエレストラン、九州や北陸~北海道なら郷土クマ料理をお試しできます。

(。´・ω・) にんに‥クマ?

にんにくま誕生秘話/まふの日常

にんにくま誕生秘話【焼鳥】 #猫ミーム #日常 #感動

・・・

クマの生態と事件について簡単にまとめた記事いかがだったでしょうか。

高橋よしひろ氏の動物漫画『銀牙 -流れ星 銀-』は “赤カブト” と呼ばれる人喰い熊と、

熊犬「銀」との壮絶な闘いが描かれています。 クマの猛威を感じていただけると思います。

例え小型犬でも、噛み癖のある気性の荒い個体がいるもの。

今後も稀に、人の理解を越えた怪物が、世間を震撼する騒動を起こすことがあるでしょう。

人間がもたらした環境の変化かは不明ながら、

人里と里山の境界を侵すリスクを互いに知っておく必要があると思いましたね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。<(_ _)> 次回もよろしくお願いします。

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