FXトレードの4要素

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目次

その2   資金管理・Money(マネー)

資金管理と一言にいってもFXにおいては色々な意味があり、全部羅列して説明しても混乱するだけですので、ここでは一番大事だとおもわれる部分だけ述べます。

冒頭でもお話したように、4つの要素は互いに密接に絡み合っているのですが、資金管理の場合は特にメンタル管理と切っても切り離せません。いやむしろ資金管理=メンタル管理だと言っても過言ではないでしょう。

メンタルの崩壊しない投入資金

何ロットでトレードするのか、自分の資金に対してどのくらいの投資額が適正なのでしょうか。これは大前提として自分の「メンタルがブレない金額」ということになります。

投入ロットが大きすぎて、エントリーした瞬間に心臓がバクバクいっているようでは、まともなトレードにならないわけです(笑)

自分で定めたトレード手法のロジックを、ルールを破らず淡々と行使していけるような金額、これが適正ということになるでしょう。

もう少し具体的に算出方法を述べると・・・

相場から強制退場拒否!

FX初心者の場合、ご自分の仕事をしながら時間を作って、副業のようにトレードする兼業スタイルになる方がほとんどなわけですが、このことから投入できる資金が決まってきます。(資金が有り余ってる方は別ですw)

  • 1ヵ月に投入できる資金

月々の収入から生活費や貯金など必要な額を引いて残った余剰資金、つまり無くなっても次の月の収入で補填できる、生活に影響の出ない「痛くない金額」、これが1ヵ月に投入できる資金ということになります。

  • 1日に投入できる資金

これを1ヵ月でトレードする日数で割ると、1日に投入できる資金をわり出すことができます。フルにトレードするとしても週5日が上限なので、その場合20(日)で割ることになるでしょう。また、基本的にこの1日の投入可能資金が損切りなどで無くなったら、その日はそれ以上トレードしてはいけません。

  • トレード 1回のロット数

トレード 1回のロット数は、トレード手法や稼動時間により、平均的なトレードチャンスの数が決まりますので、1日の投入可能資金をそのチャンス数で割れば、1回で投入できる資金、つまりロット数が決まります。

※収入が月給計算ではない方でも、この考え方を応用すれば、ご自分の生活サイクルに合った投入可能金額を出せるはずです。

また、何度も言うようですが、決められた投入可能金額が無くなったらそれ以上トレードしてはいけません。これはリスク管理も絡んでくるのですが、資金管理の重要な眼目です。

資金管理はメンタル管理?

いかがでしょう。具体的に算出すると、ご自分で考えているよりかなり少ない金額になったのではないでしょうか。「こんな少額じゃツマラン!」と言う声が聞こえてきそうですが、それで良いのです。

FXトレードは、ギャンブル脳を興奮させることなく、淡々とトレード脳で行っていくことにより、相場から強制退場させられることなく、経験値と利益を積み上げていくことが可能となるのです。

これらを改めて認識すると、重要な事実が浮かび上がってきます。

つまり、相場でスキルを上げていくには「最初のうちは兼業トレーダーのほうが良い 」 ということですね。コンスタントに利益を出せるスキルは、どうしても身につけるのに時間がかかります。

失敗、試行錯誤を繰り返してもリカバリー可能な兼業トレーダーがこの資金管理の方法を使えば、いづれスキルを身につけ専業トレーダーへの道も開かれるでしょう。

まぁ そうなったとしても淡々とトレードする重要性変わらないのですが(笑)

なので、資金管理でメンタル管理です!

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