FXはどの通貨でも儲けられる?

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基本的に、チャートを見てテクニカル分析をする場合、参加者が多くて流通量が豊富な通貨ほど、そのチャートの信頼性が高まります。また流通量が豊富な通貨ほどスプレッドも狭くなります。

逆に流通量の少ないマイナー通貨は、スプレッドが広くなりがちで、チャートもいまいち信頼性に欠け、テクニカル分析が難しかったりします。

また、ボラティリティ(変動率)の高い通貨ほど差益をとりやすいのですが、上記で述べたように、チャートが役に立たない通貨は、利益をあげるどころか、逆にリスクが高いといえるでしょう。

ということは、流通量が豊富で値動きに信頼性があってスプレッドも狭く、かつボラティリティが高い通貨を選ぶのが、収益をあげる上で重要だということになります。

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基軸通貨のドルは外せない?

豊富な流通量という意味では基軸通貨のドルを無視することはできません。ドルのほかには、ユーロ・円がドルと合わせて世界3大通貨と呼ばれており、ドルに次いで流通量が豊富です。そのあとにかろうじてポンドが続く感じでしょうか。

流通量のシェアでは、ドル44%・ユーロ16%・円11%・ポンド7%・その他(それぞれ4%に達する通貨はない)となっております。

ということで、ユーロドル、ポンドドル、ドル円・・・これらの代表的な通貨でトレードするのが、テクニカル分析に信頼性がおけ、手堅く収益をあげやすいといえるのではないでしょうか。

マイナー通貨は波が激しいので儲かる?

たしかにボラティリティ(変動率)の高いマイナー通貨は、差益を狙ってトレードする上では魅力的です。ポンド円、NZドルとのクロスや、昨今ではトルコリラや南アフリカのランドなど、値動きの激しいマイナー通貨が話題になり、日本でも人気になっているようでね。

ですが、上記でも述べたようにこれらマイナー通貨のシェアは、それぞれ全体の5%にも満たず、スプレッドも広い上、値動きに信頼性がおけません。

チャートを表示して実際トレードしてみればわかるのですが、参加者が少ないせいで値が飛んでいたり、エントリーすればスプレッド&スリッページでとんでもないところにポジションを持ってしまったり、巨大資本をもっている存在がちょっと取引しただけで、ありえない値動きになったりします。

要するに、チャートが役に立たず、テクニカル分析しづらいんですね(笑)

また、通貨によっては国の政情不安などで、取引自体できなくなったりするリスクもあります。 トレードするなとは言いませんが、無くなっても良い少額の余裕資金にしておくのが無難でしょう。

結局、利益を出す上では・・・

業界やメディアは、美味しそうな情報をどんどん発信して、参加者の射幸心を煽ってきます。とんでもない通貨を平気で勧めてきたりします(笑) ですが、FXを投機的なギャンブルのようなノリでトレードすると、必ず痛い目をみます。いくら値動きが激しい通貨でも、それを正確に予測できなければ利益にすることはできません。(スワップ狙いやアービトラージ等をするなら別です)

通貨を選ぶ際はここをおさえ、手法や時間帯も考慮に入れ、コンスタントに利益をだせる(そして損失を抑える)トレードスタイルを確立することが重要です。

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