FXトレードの4要素

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その3   メンタル管理・ Mental(メンタル)

メンタルの管理・・・1番重要な要素です。他の要素も等しく重要なので1番とかないのですが、1番重要です!(笑) なぜならFXの他の要素を使いこなすのは自分の制心力(メンタル)だからです。

優位性のある手法・バランスの取れた資金管理・大惨事を回避するリスク管理・・いくらこれらを構築するのに成功していたとしても、強烈なストレスのかかる相場の世界において日々これらを最大限に発揮していくには、自分の心をコントロールする技術に長けていなければ到底おぼつかないのです。

なにも精神論を言っているわけではありません。メンタルコントロールというのは習熟することによりレヴェルの上がる立派な技術(スキル)です。

自分のメンタルを自在に操れるよう鍛錬する方法としては、座禅・瞑想・ヨガ・自己暗示などなど先人達が色々なメソッドを残してくれてますので、ここでは割愛しますが、ご自分に合ったものを選んでルーチンワークとして取組むことをお勧めします。

メンタルは使うと減る?

メンタルを強化するのは一朝一夕に出来るものではないのですが、一つだけコツというか簡単なマインドセットをお話します。

簡単に言うと、メンタルは使うと減る有限なモノだと認識することです。

普段FXにおいてリアルマネーを投じて数十秒~数分のスキャルピングを繰り返してみると判るのですが、 精神が ゴリゴリと削られるのが実感できるのではないでしょうか(笑)

実際けずられているのです。大きな損失を出した時などは、その敗北感・喪失感・脱力感?などによって自覚しやすいのですが、問題は利益の出た時です。勝った時というのはその高揚感から自覚しにくいのですが、メンタルは確実に、場合によってはより大きく減っていることが多いです。

なので引き際の判断を誤り、トレードを続行した結果損失をこうむった時などはかなり危険です。完全に精神崩壊して全資金が溶けるまで無理なトレードを繰り返してしまったりします。後になって何故あんなことをしてしまったのだろうと悩むのですが、自分のメンタルの量と状態を考えればすべて説明がついてしまうのです。あるていど相場に長くいる方は経験があるのではないでしょうか。

なので自分のメンタルの残量には常に気を配らなければなりません。例えはわるいですが、自分がロールプレイングゲームの魔法使いと仮定するとわかりやすいです。FX相場は冒険するダンジョンです。いつモンスターと遭遇するか判らないのですから、自分のマジックポイント(MP)には常に気を使いますよね。 MPが枯渇していたり、状態異常になっていては魔法が使えないのです。敵と遭遇したら死確定な場面なので、アイテムで回復するか、宿屋に戻るしかないのです。

そして複雑なロジックを組み合わせた高度なトレード手法ほどメンタルの消費が大きいです。大魔法はMPの消費が激しいんです! (もういい?笑)

FXトレードに挑む時、自分のメンタルの状態が重要なのがお判り頂けたでしょうか。

メンタル(精神)は肉体と直結していますので、疲れた時にトレードしてはいけません。またトレードしていて疲れを感じたら、無理に続行せず休みましょう。

損失をこうむったら、ムキになって取り戻しにいってはいけません。自分のメンタルの状態をチェックし、リセットして体勢を立て直しましょう。

利益を出した時・・・実は一番危険です。その日は相場から離れて休養するのが一番賢明な判断でしょう。 それでも続行したいのならば、やはり自分のメンタルを入念にチェックし、リセットしたニュートラルな状態から新たなトレードに臨むようにしてください。

メンタルの強さってなんだろう・・・

スポーツ選手や格闘家または将棋の棋士などなど、はたから見ると精神が強そうに見える人っていますけど、(勿論ハードな鍛錬によって強化されてるのでしょうが)ああいった勝負の世界に生きる人達っていうのは例外なくメンタルの量や状態をマネジメントする技術がとても高いです。

つまり精神の強さを調節しているってわけですね。 極端に言えば、 勝負どころではピークを造り出しますが、どうでも良い場面では弱くたっていいわけです。

メンタルを強く保つ秘訣・・・消耗を抑え、回復させ、強さの上限を上げる鍛錬を欠かさない。

私も、お世辞にも精神が強いとは言い難いので、日々これらを心がけて精進していくつもりです。

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