新年、明けましておめでとうございます。<(_ _)>
先月は寒波襲来による雪カキでの疲労と年度末の締めくくりに忙殺され、あっという間に年始を迎えてしまいました(笑)。
さて、去年に引続き新型コロナ感染症の勢いが止まりません。また、ここ数年を振り返ってみても自然の猛威・未知の脅威の対応には世界中が苦慮しています。
しかし脅威が大きいぶん人類は、画期的なテクノロジーを進歩させて問題の解決に努めてきました。
その先進的な技術の数々を、記事3回に分けてご紹介したいとおもいます。
- 今回:直近の新型コロナウイルス感染症の対策に誕生した技術。
- 次回:少子高齢化の日本が実用化に本気を出している人間工学(Ergonomics)。
- 3回目:技術開発が目覚ましい、究極のエコカー。
「あ それ知ってる~」といったモノから「えっ そんなんあるんだ」と筆者が驚いたモノもあります。最後まで楽しんでいただければ幸いです(^^)
目次
新型コロナ関連の新技術
中国から拡がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、感染者による咳やくしゃみにより飛沫感染します。また、息を吐いた際に出た飛沫に触れる接触感染も知られてます。
そのせいもあって去年半年の感染症対策での注目ワードは「非接触」、「自動検知」です。さらに集団感染を防ぐための様々なソリューションが市場を賑わせている現状です。
具体的にどういったモノがあるかというと・・・
【非接触体温計】
医療機関で急速に普及したのがこの「非接触体温計」です。オデコなどにピッとかざすだけで体温が計れてしまう優れものです。
また、公共機関やデパートなど人の出入りが多い建物では入口などに常備されたりと需要はうなぎ登りです。
大変便利な製品ですが、計測する担当者によって精度にバラつきが出るので、万全とは言えません。そこら辺を加味した賢い運用が望まれますね。
【自動・無人で体温を検知するシステム】
空港のセキュリティゲートのように、体温をサーモススキャンセンサーで検知するシステムです。比較的簡単に設置できるうえ設置後は無人で動作するのでとても便利です。これまた人の出入りの多い施設では必須の機器になってますね。
【非接触タッチパネル・空中ディスプレイ】
エレベーターのボタンを爪楊枝で押す。というニュース映像が流れたのを覚えておいででしょうか。
「‥手袋か指サック使ったらええんやない?」 (´・ω・`)
当時は滑稽でツッコミを入れたくなりましたが今は大真面目な話です。この接触感染の問題にあたり、直ぐに注目されたのが『空中ディスプレイ』。
重症急性呼吸器症候群(SARS)を経験した中国は一足速く導入を進めていたようです。スウェーデンNeonode社が開発したタッチセンサーモジュール・テクノロジーを、中国Easpeed Technology社が採用し、主要政府公共機関のエレベーターに「ホログラフィック・ボタン・パネル」が搭載されました。
近接センサーなどを駆使し、ボタンに代わり音声やスマホで操作できます。このNeonode社の新テクノロジーは「コンタクトレス・タッチ」と呼ばれます。
キーパッドを空中投影するモジュールを組み込むことによりエレベーターだけでなく、ATM(現金自動預け払い機)・券売機などのボタン操作はいずれ、これらに取って代わることになるでしょう。
このようなホログラム技術そのものは、つい最近にできたモノではなく、日本では「CEATEC JAPAN 2017」に、空中ディスプレイでホログラムのように人が出現するというパフォーマンスも実施されています。
『従来のホログラムやインタラクティブフォトグラフィーなどとは異なる最新空中結像技術』ASKA3Dプレートと呼ばれる5mmの厚さのプレートで、
一方の面に画像を投影すると反対側の面から空中へ映し出されるというこの技術は、97年に特許を取得しています。\_(・ω・) ハイ、ココネ、ココ
コロナ新技術に投資?
日々進歩する私たち人間の最先端技術の開発元は、有望な投資先でもあります。あなたの投資した技術が世界を救う‥今は大変な時ですが、未来にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
今回の記事はここまでとさせていただきます。長すぎると口説くなりそうなので、幾つかに分けたシリーズで紹介する予定です(笑)。
次回の記事は我が国の切実な問題「少子高齢化を人間工学で対策」 です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。