人口増加による環境破壊が自然災害の被害を増加させることは広く知られるようになりました。
ところが、地球温暖化に歯止めをかけるどころか、超加速させてしまう人類。
近年の異常気象は世界中で顕著な環境変化を観測し、対応が追い付いていません。
しかしながら、古の頃から地球の気性‥気象は気まぐれに猛威を振るっていました。
世界の大河は氾濫を繰り返して、一大文明を築いた国家の盛衰にも影響を与えています。
緑が生い茂る豊かな大地であっても、気候変動は都市を放棄せざるを得ないほど乾燥してしまうことも。
目次
【熱中症対策 お勧めのアイテム】
日本で年々猛威を振るう台風。しかし、台風は映像で確認できて予め対策が取れます。
春夏にかけて特に注意すべきは気象の急変と、熱中症でしょう。
コロナウイルス感染対策で普及したものに、非接触型のサーモグラフィ監視機器や腕時計があります。
楽天市場:暑熱バンド(アラート機能付き)
※感知精度や取り扱い易さで値段に差があるようです。。¥4000~
熱中症のリスクは自身で気付きにくい点があるので、検温機器類は必需品になるのではないでしょうか。
【猛暑酷暑・・・爆暑?】
最高気温が35度以上の日を 「酷暑日」と表現し、一般にも 「酷暑日」が浸透します。
しかし更に最高気温が35度以上になる日が増えたことから、
気象庁は2007年4月1日に予報用語を改正し、35度以上の日を 「猛暑日」としました。
さらに2022年夏、日本気象協会は最高気温が40℃以上の日は「酷暑日(こくしょび)」、
夜間の最低気温が30℃以上の夜は「超熱帯夜(ちょうねったいや)」と命名するに至ります。
【線状降水帯】
「線状降水帯」は気象学的な定義はなく、
言葉自体は、2014年(平成26年)8月の広島の豪雨災害から使われています。
気象庁の雨雲レーダーで暴風雨の情報をリアルタイムで得られますが、
降雨量について「顕著な大雨に関する情報」という曖昧な表現に留めているので注意★
氾濫しやすい道路の把握をしておくことで、愛車とご自身の生命を守ることができます。
《想定外な気象用語の誕生》
「ゲリラ豪雨」という用言の初期の使用例は1969年8月の新聞報道で、
正式には「局地的大雨」と言われます。ゲリラという言い方が問題視されたのかも・・・?
「集中豪雨」は過去例の引用で使われる。
これから起こる警戒用語としては、「短時間大雨+注意・警戒・警報」といった言い方をします。
2005年に堀江貴文 氏がフジテレビ株取得の時、
「想定の範囲内」と言ってから「想定内」「想定外」がビジネス界隈で流行になりました。
翌年からソフトバンクCM「予想外」シリーズで大流行のフレーズに。
遊戯王カードにもなるなんて、予想GUYです(笑)。
【梅雨】
なんだか今年の梅雨、長くな~い?という声も聞かれましたが、
梅雨入り最速記録が、1963年 昭和38年5月6日 実に、2ヶ月半。。
梅雨明け最遅記録が、2007年 平成19年8月1日。この時は梅雨明けが撤回される珍事に。
梅雨の期間最短記録が、1967年 昭和42年の26日間。
2018年 平成30年は、6月29日に明けてしまい梅雨の期間が23日間という記録がある。
日本は本当に暑くなった?各種データから考察したみた。2024年最新版/リーキのゆっくり世界解説
約90年ぶり54.4℃、地球はどこまで暑くなるのか?ナショナル ジオグラフィック
【Copilotによる、地球の気候変動について質問の回答】
地球の気温は暖かい時期と寒い時期を交互に繰り返しながら、大きなトレンドの中で変動しています。
ざっくりとした時代ごとの寒暖を言うと、縄文時代は暖かく、弥生時代には寒くなり、
平安時代にまた温暖になり、江戸時代は再び寒くなりました(14~19世紀半ばは「小氷期」と呼ばれる)。
近年、東京で雪が積もるのは珍しいですが、江戸の錦絵には雪景色の風景が数多く描かれています。
また、1780年代には両国川や浅草川が結氷したという記述も古文書に残っています。
しかし、人々の生活や幕府の経済政策に大きな影響を及ぼしたのは、冬よりも夏の気温の低さでした。
「江戸三大飢饉」が起きたのは、いずれも例年よりさらに『夏の気温が下振れした年』です。
時期がいつまで続いたかには諸説ありますが、
幕末には猛暑の夏が何度か続いた記録があり、1850年頃で終わったと考えられます。
「小氷期」以降の地球は、再び温暖化に向かい、20世紀に地球の平均気温は約0.74度上昇しましたが、
東京の年平均気温は地球温暖化と、ヒートアイランド現象の影響で2.47度も上昇しています。
ところが2000年頃から、地球規模の気温上昇には上げ止まりの傾向が見られます。
これは「地球温暖化の停滞期(ハイエイタス)」で、太平洋の海水温に見られる10~十数年規模の変動や、
地球温暖化の熱が海洋に吸収されたことなどが要因と考えられています。
ハイエイタスはおそらく10~20年で終わると見られ、今後はまた温暖化が加速する可能性があります。
【温暖化の日本への影響】
温暖化が進んでいるのは北半球で、最初に温度が上がるのは内陸部です。
温暖化ガスによる気温の上昇は、太陽の光が大気中を通過するときに温暖化ガスが太陽の熱を吸収することが要因。
空気の温度が上がると、地球の表面の3分の2を占めている海の水に熱が伝わり少し気温が下がる。
海に囲まれている地域は温度の変化が少なく、内陸は昼と夜で大きく気温が変わります。
温暖化ガスで空気の温度が上がるとしても、海水温は上がらないので、内陸性気候の中国・アメリカなどは気温が上がりますが、
日本のような島国は気温が上がるのもずっと遅れます。
【火山噴火に因る寒冷化の程度】
1991年(平成3年)6月のフィリピン・ピナトゥボ山(ピナツボ山)の噴火が原因で寒冷化が発生したと考えられている。
1993年(平成5年)の日本夏の気温は平年より2度から3度以上も下回った。
冷害による米の収穫減は翌年の収穫後には解消されていくが、危機管理意識の高まりから輸入自由化の動きに繋がった。
日照に影響はあるものの、世界的な作物の成長不順の混乱には至らなかった。
これは大気に舞い上がった噴煙が、風で運ばれた限定地域にのみ影響を与えていると推測できそうだ。
偏西風の蛇行を追う(理学部 教授 高谷 康太郎)京都産業大学研究推進センター
【太陽フレア】とは (。´・ω・)?
今年に入って、 “太陽フレア” の活動が活発になっているとの観測報告がありました。
太陽風と違い、11年周期で太陽活動領域(黒点)増減に伴い、強力な放射線を放出します。
黒点の周辺で発生した太陽コロナ爆発現象( CME )によって、
放出されるプラズマが地球磁気圏に達して引き起こす擾乱現象を “磁気嵐” と呼びます。
磁気嵐は電子機器に影響を与えるため、観測衛星に害を及ぼす可能性があります。
カレラフレア(1859年):最も有名な太陽フレアの一つで、カレラ太陽フレアとも呼ばれます。
電信線が火花を散らし、通信障害が発生しました。
1989年3月、カナダのクイベック州でブラックアウト:大規模な磁気嵐に因り停電しました。
このように何事も無かった。とはいかないですが、人類破滅の脅威となるものではないです。
太陽フレアは太陽活動に関連していますが、地殻変動や温暖化とは直接的な関連はありません。
太陽黒点の周期と地球の気候変動との直接的な因果関係は確立されていません。
・・・それにしても、大きな火の塊である太陽。もっと上手くエネルギーに転換できないものか。
太陽フレアのような高エネルギーを集束して、地上へ向けて送り、発電に活用できれば‥‥。
【マイクロ波発電所】
マイクロ波を利用して宇宙から地球へ電力を送る仕組みが実現されています。
《送電ユニットで電気をマイクロ波に変換》
太陽光発電を行う衛星(SPS)で、太陽光エネルギーを電気に変換。
その後、電気をマイクロ波に変換する送電ユニットによって、宇宙空間から地球へ送ります。
地上の受電ユニットはマイクロ波ビームを受けて、再び電気に変換する仕組みです。
【謎の人体発火現象】
太陽フレアが今日のように知られる前は、恐怖の大王と並ぶパニック系オカルトのネタでした。
特に火種も無いのに発生する森林火災のように、
突如として人体が発火する事件は太陽の仕業だと、まことしやかに騒がれた事もあったのです。
プラズマで説明デキマス。 ( ▭-▭)✧ (oωo;;) ウソーン
そんなこんなで納得していた大らかな時代もありましたが(笑)、
温まってきたところで、涼を得る話題に興味がありましたら、下の過去記事リンクからどうぞ。
今夏の節電と熱中症・夏バテ対策キタコレ。
・・・
今回は、過去と昨今の気象の変転をざっと調べてみました。
夏場の高温を発電か何かに利用できないかな~と思うところですが・・・。
太陽発電・・・というか自然エネルギーの電力変換効率ってあまり良くないんですよね。
もっと革新的な技術の誕生が待たれます。できることなら、日本の技術開発で!!
ここまでご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします。<(_ _)>