十二支の狛〇のいる神社のラスト、酉・戌・亥のご紹介です。
なお、狛犬のいる神社は紹介しきれませんので(笑)、
狛犬については雑学を簡単にでありますが、まとめてみました。
目次
【狛酉(狛鶏)】
天照大御神の神使とされる鶏は朝を告げる鳥であり、
夜中に鳴かないことから乳児の「夜泣き封じ」に効くのだとか。
酉年は守り神は、志固男神(シコオノカミ)です。
大国主命の別名で、強い男という意味を持ち、縁起の良い干支とされます。
伊勢神宮の内宮では放し飼いにされた鶏を神鶏(しんけい)と呼ぶ。
ゲームで、鶏を虐めて神罰が当たった人も多いでしょう(笑)。
ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!! (゚∈゚) (゚∈゚) (゚∈゚) (゚∈゚) (゚∈゚) (゚∈゚)
※鳥の置物を人との縁を呼ぶ方位である「東南」に置くか、
玄関に鳥の頭を出入り口に向けて置くと、社交性の風水効果ありです。
ε=┌(;・∀・)┘<コミュ障のオレ、買いに行かねば!
『香椎宮(かしいぐう)/境内末社・鶏石神社』
香椎宮は官幣大社に格付けされ、
国内16社しかない権威ある勅祭社の1社である。
御神木「綾杉」が有名で、綾杉の陰に建つ祠の一つが鶏石神社。
日本で唯一の鶏を祀る神社で、雄と雌の狛鶏がいてますよ。
国の重要文化財である本殿に向かって右奥に鎮座する巻尾神社は、
勝負運向上、武芸上達、武運長久といったご利益があります。
他にも強いご利益が期待できるので、全社を巡っておきましょう!
※入口左手の池にある弁財天社の祭神は、市杵嶋姫命。
ご利益は、財運・開運招福・芸能上達! 必ず参拝しておきましょう。
『中野神社(青森県黒石市)』
入口から三つ鳥居をくぐって、“不動の瀧”を眺めつつ神橋を渡る。
神門の先、本殿へ続く階段の鳥居の両脇に、雄と雌の狛鶏がいてます。
ご祭神は日本武尊をはじめ数多いが、明治の神社合祀令によるもの。
一本の木から三体の不動尊像が造られ、騒乱の鎮護を願い奉納される。
三体のうちの一体である、
中野不動尊(津軽三不動尊)が信仰されてきた神社。
小嵐山とも呼ばれる中野もみじ山は、秋の紅葉が非常に美しい。
弘南バス黒石駅から大川原線「中野神社前」バス停下車(徒歩1分)。
または温川線、大川原線「中野南口」下車(徒歩10分)。
青森県観光サイト(アプティネット) https://bit.ly/32pSVkg
『高知大神宮/よさこい稲荷神社』
高知城に近い、ひろめ市場のとなりにある神社。雌雄の狛鶏像があります。
境内社の、よさこい稲荷神社の方が信奉が厚いみたいですが(笑)。
御祭神は天照大御神、豊受大御神、猿田彦大御神。
『玉祖神社(高安大明神)』
御祭神は天明玉命(アメノアカルタマノミコト)。
三種の神器である「八尺瓊勾玉」を作った神様、玉祖命の別名。
狛鶏いてますが、訪れる参拝者の目的は勾玉?のオブジェでもなく(笑)、
天然記念物の長鳴鶏が飼われており、写真家が水仙の撮影に訪れます。
『許曽志(こそし)神社』
狛猿と狛鶏が並び、猿田彦神と妻の天宇受売命を御祭神に祀る神社。
農耕・延命長寿・結婚・安産・交通安全の御利益で知られる。
神様が夫婦で祀られているので、家内円満の御利益もありそうですね♪
【狛戌(狛犬)】
狛犬は正式には“高麗犬”と言い、獅子や犬に似た想像上の霊獣。
狛犬研究の先駆者であり神社界の重鎮であった故・上杉千郷氏は生前、
「高麗」と「こま」犬とは直接の関係はないと言及していました。
狛犬と沖縄のシーサーは獅子像がルーツという点は同じですが、
日本本土の様式である阿吽型になっていないものが多く、
村を守る、家を守る、火事を避けるなど魔除け・招福の縁起物として、
本土の龍瓦や鯱と同じ民間信仰に深く結びついています。ヘエー
石造りの狛犬は江戸時代に入ってから盛んに作られる過程で、
石工たちにアレンジがされ神社の参道に置かれるようになっていきます。
山と三角点の情報ページ/エモさんhttps://bit.ly/2CQecbP
庶民が奉納する、という形をとるようになってから時代が進んで
戦後になると大量生産に移り、現代では中国製となっています。。
U・ω・)<大事にして欲しいワン。
【狛亥(狛猪)】
「日本後紀」によれば和気清麻呂公が大隈国へ配流の際、
宇佐八幡で弓削道鏡から送り込まれた刺客に襲われる。
300頭のイノシシに守られて、足のケガから回復した伝説があったとされる。
京都の建仁寺「禅居庵」摩利支天堂には開運勝利の守護神、
摩利支天も猪を神使として狛猪はもちろん境内はイノシシ尽くしです。
(=・(○○)・=)<亥の子餅を食べる(亥子祝)と、無病息災になるブヒ。
また猪は亥=猪=莫(バク)と考え、十二支の一番最後で
“悪夢を食べて、陰を陽に転じる”という意味合いがあるといいます。
『護王神社』
京都御苑の西側、蛤御門の向かいに鎮座する護王神社。
境内は狛猪をはじめ、猪像やオブジェで飾られています。
中門の左手にある祈願殿は
子供守神と足腰守神をお祀りしていてマラソン愛好家も訪れている。
足萎難儀回復の碑には、願掛けに訪れる参拝者が絶えません。
『和気神社(岡山県和気郡)』
和気清麻呂生誕地である和気氏発祥の地。
無論、和気清麻呂公は祭神にお祀りし、狛猪を神使として崇められています。
邑久大工の代表的な建築様式で、和気町指定文化財になっている。
境内の100もの椿(見頃1月中旬から3月下旬)が有名だが、
名所の藤公園(見頃4月下旬から5月上旬)も県内外からの花見客で賑わう。
『和気神社(大分県霧島市)』
称徳天皇の命で清麻呂は宇佐八幡宮(八幡宮の総本社)に詣でたゆかりもあり、
交通安全の神・学問の神・建築の神(愛宕神社の創設)として祀られることになる。
境内には岡山から贈られた藤の花、150本の藤棚で名所の藤公園があります。
白い猪は大分県九重町松木の宝八幡宮も有名です。\_(・ω・)
『足立山妙見宮』
『岡太(おかた)神社』
境内摂社の恵美須宮に祀られる恵美須大神の神使である猪は、
高潮洪水の災害を静止(シシ)する五穀豊穣の願いが込められています。
『先山千光寺』
“国生み神話”で伝わる伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と
伊弉冉尊(いざなみのみこと)が最初に創った山であるとされ、
先山の頂上の千手観音菩薩を本尊とする千光寺には狛猪が奉納されています。
漁師の忠太は為篠王(いざさおう)と名の付いた大猪を射たところ、
千手千眼観世音菩薩に姿を変えたといわれる。(‐⊇‐)俺ハナンテコトヲ‥
(=・(○○)・=)<ブヒヒ。忍法・変わり身の術ブー。
『武蔵御嶽神社/皇御孫命社』
武蔵御嶽神社本殿脇、皇御孫命社(すめみまのみことしゃ)の前に
ユーモラスな狛猪が置かれている。関東では狛猪の像は珍しいのだそう。
『馬見岡綿向(うまみおかわたむき)神社』
山で狩猟をしていた蒲生野の豪族は、
追っていた猪が綿向大神の化身だったことに気づく。
蒲生氏は霊峰綿向山の頂上に社(大嵩神社)を建てて、神猪として崇めます。
江戸時代に入ると日野商人は出世開運を祈願し、寄進を惜しみませんでした。
主祭神の天穂日命は出雲国の開拓の祖神、天照大御神の眞二皇子。
二柱の天夷鳥命、武三熊大人命は御子であることから、
近くを流れるのは出雲川と、出雲国との意味深な縁故を今に伝えています。
まとめ
十二支の狛〇神社、一部の寺社も含みまして、ご紹介しました。
さらにさらに珍奇な狛〇、?!像のある神社寺社あるんですが(笑)。
そちらは番外編として、ご紹介したいと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました。<(_ _)>