その参拝では効果無し!?正しく神社へお参りする方法とは

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この記事をご覧の皆様は神社へ正しくお参り出来ていますでしょうか。

毎年必ず初詣で?・・・毎月1日と15日に参拝?・・・御朱印・御守を集めて大事にする?・・・ 手水場で手を洗う?・・・参道は端っこを歩く?・・・二拝二拍手一拝?・・・

そうですね。どれも大事ですが、そういった作法のことを言っているのではありません。もっと本質的なことです。

そもそも何の為に参拝するのでしょうか。「ご利益?」・・当然ですね。ではその御利益はどんな形をとって現れるのでしょうか。

結論から申しましょう。参拝とは

「自分に宿る神を発現させる為に行う」

ってご存知でしたか?

いまいちピンときませんよね・・順を追ってご説明しましょう。

 

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目次

そもそも神とは何なのか

神?

そもそも日本における神は、キリスト教などに代表される外国の神とは根本的に違います。

日本では古来から、神はモノや自然などの万物に宿るものとされてきました。勿論われわれ人間にも宿っています。

それが、何らかの宇宙エネルギーなのか、あらゆる魂の集合体なのかは定かではありませんが、日本人は古来から神として崇め祀ってきました。

ただし、その日本の神はキリスト教のGODのように全知全能の絶対神ではありません。洪水や地震を起こしたりはしませんが、拝んだからといって奇跡を起こしてくれるような存在ではないのです。

  

奇跡は自分(に宿る神)で起こす

自分が神?

日本古来の考えですと、人間は内に神を宿しているので 、死ぬと神になります。いや・・元々の存在に戻るというべきでしょうか。

(例外として、生きながらにして神になっているのが天皇だと言われています)

古来、神社の多くには御神体としてが祀られていますが、その理由は鏡に写った自身の神に会いに行く為だとされています。

もう少し詳しく言うと「鏡(カガミ)に自分の姿を写し我(ガ)などの妄執を取り去る」のが目的だと伝わります。

カガミ」から「」をとって「カミ」になるわけですね。自分に宿る神性を再確認する行為だと言えるでしょう。

生きて現世の肉体に縛られている間は、中々自分に宿る神の存在を忘れがちですが、消えて無くなったわけではありません。ちゃんと存在しています。

その自分に宿る神を思い出す為に、それに適したパワースポットである神社へお参りするのが参拝の正しい在り方なのではないでしょうか。

そして自分に宿る神を思い出し、自分の中に神を感じつつ、自分の行動によって夢や願望を次々に成就させていく・・

「これを奇跡と言わずして何をいうのでしょうか」

奇跡は自分で起こすのです!

 

参拝する神の特徴を知っておく

日本のはじまり
日本のはじまり

日本では古来から八百万の神と言われるように、非常に沢山の神様がおわします。各々とても個性豊かで、得意分野や欠点までも詳細に伝わっています。

そして、その時々で必要な神を自分に宿す為、好きな神を選んで参拝が出来るのです。非常によく出来たシステムですね(笑)

なので、何が祀られているか判らない神社に闇雲に参拝するよりも・・(しないよりはマシですが)

どんな神様が祀られているか把握して、自分に宿るその神を発現させる目的で参拝したほうが遥かに効果的なのではないでしょうか。

なので八百万の神々が国造りをする物語を知り、その中のどの神様が祀られている神社にお参りするのかを把握するのはとても重要です。

以下は代表的な日本の神々です。

 

伊邪那美命(イザナギノミコト)・伊耶那美命(イザナミノミコト)

天照大神(アマテラスオオミノカミ)・・・太陽神、卑弥呼説あり?

月読尊(ツクヨミノミコト)・・・月・夜の神

素戔嗚尊(スサノオノミコト)・・・海の神

天鈿女命(アメノウズメノミコト)・・・芸能の神

天手力雄命(アメノタヂカラオノミコト)

大国主命(オオクニヌシノミコト)・・・大黒様

八上姫(ヤガミヒメ)

須勢理毘売(スセリヒメ)

少彦名(スクナビコナ)

建御雷神(タケミカヅチノカミ)

事代主神(コトシロヌシ)・・・恵比寿様

建御名方神(タケミナカタノカミ)

瓊々杵命(ニニギノミコト)

田心姫命(タゴリヒメノミコト)

多岐都比売命(タギツヒメノミコト)

市杵島比売命(イチキシマヒメノミコト)・・・弁天様

猿田彦命(サルタヒコノミコト)

木花昨久夜琵売(コノハナサクヤヒメ)

磐長姫(イワナガヒメ)

神武天皇(カムヤマトイワレヒコ)

健磐龍命(タケイワタツノミコト)

豊受大神(トヨウケノオオカミ)

宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ) ・・・お稲荷様

誉田別命(ホンダワケノミコト)・・・応神天皇、八幡様

聖帝(ヒジリノミカド)・・・仁徳天皇

 

まとめ

八百万の神図鑑 挨拶
八百万の神図鑑

いかがでしょう。何となく参拝しただけでは「ご利益」が感じられない理由をお判りになっていただけたでしょうか。

神社へ参拝するということは、自分の中に宿っている神の存在を感じ、対話し、力を借りる意味があるのです。たとえば・・

 

「あたらしく始めた商売をなんとか軌道に乗せたいものだ。よし、オオクニヌシ神が国造りを行なったように頑張ろう」

「次の試合は文字通り戦だ!スサノオ神を身に宿して戦うぞ」

「バレエの初舞台、うまくいくかなぁ・・そうだ!アメノウズメ神のように踊れるよう練習しよう」

「明日は力仕事になりそうだな。ならば アメノタヂカラオ神の大力を発揮できるようお参りだ」

「なんだか仲間内の雰囲気が暗いな。アマテラス大神のように皆を照らせる人間にならねば・・・伊勢神宮に参拝してくるか!」

 

・・などなど、こう心掛けるだけでも神様は力を発揮しやすいはずです。

あくまで状況を好転させるのは自分の行動力ですが、 そんな頑張っている我々に、八百万の神々は応援を惜しみません。

遥か神代の昔から神々に守られたこの日本で、自らに神を感じつつ、自らの行動で奇跡を起こしていこうではありませんか。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

  

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