進んでモフモフさせてくれる、チョロいネコは確かにいます!((笑))
しかし、気の強い猫の機嫌を損ねてしまったら?・・・痛い思いはしたくないものです。
それなら、見た目で猫の機嫌を判断できるとすれば、どうでしょうか!
人は猫の感情を正確に読み取ることはできませんが、猫の座り方としっぽを観察して判断することができます。
目次
【猫の座り方で判断】
「正座」
前足を揃え、上半身を起こして背筋ピーンの、お座りする姿勢は警戒している状態とされます。
日常よく見られる光景ですが、耳を立てて不審な音がしないか聞き分けたりしている場合があります。
前足と、特にしっぽに注目してください!
しっぽを体に巻き付けていたなら、踏まれたりしないだろうか緊張していると判断できます。
やや上を見て正座をしているときなどは、視線の先に興味を引く対象が有ります。
首をかしげながら、角度を変えたりして気になるものをじっと観察しているところでしょう。
「スフィンクス座り」
スフィンクスのように視線は周囲をうかがいつつ、前足を突き出してお腹を床に付けた姿勢は、いつでも素早く身を起こして動けるようにしています。
何かを待っているときなどに見られる座り方です。
そわそわしていて、落ち着きがない状態といえるでしょう。
「横座り」
前足を少し立てて、横向きに寝そべっている姿勢は猫科にはよく見られる休憩の体勢です。
比較的リラックスしている状態なわけですが
「猫、これから休憩とりますにゃあ」てことでしょう。
たとえ側にいたとしても、手を伸ばそうとすれば
「眠たいんにゃあ。お構いなく」と、そっけないでしょう。
しつこいと、ふてくされます。まあ当然ですね。そっとしておいてあげましょう。
「香箱座り・スコ座り」
お腹の下に前足・後ろ足をすべてしまっている香箱座りといわれる座り方があります。
厳冬時には防寒のために、しっぽを身体に巻いてマフラーの代わりにします。
スコ座りはスコティッシュ・フォールドによく見られます。
背中をついて、お腹丸出しの姿から、おじさん座りとも言われているみたいです(笑)。
すぐに動き出せない体勢のため寛いでいるか 、油断している状態に見られます。
【しっぽで判断】
①しっぽを垂直に立てる
嬉しいときや、あまえている時に何かを要求する時も、しっぽを立てて感情を表現しています。
お腹が空いた、撫でてもらいたい、構ってほしい時などに見られます。
しっぽの先を少し前向きにしていたら、挨拶らしいですよ。
②しっぽを膨らませる
これはご存知の方は多いでしょう。仰天・恐怖を感じた時や、相手に対して威嚇する臨戦態勢です。
怒りを感じた時に体中の毛を逆立たせて、体を大きく見せようとします。
③しっぽを足の間に挟む
身体を小さく見せ、服従・敗北を示します。
負けを認め、相手に「もう止めてくださいにゃ・・」という降参を意思表示しています。
喧嘩に負けた時や恐怖を感じている場合に見られます。
④しっぽを力なく垂れる
気分が悪い時や、落ち込んでいる状態です。静かに見守ってあげましょう。
⑤しっぽをゆっくりと大きく振る
ご機嫌か、安心している時に見られます。リラックスして、気分がとてもよい時といえます。
⑥名前を呼ぶと、しっぽを数回振る
動きたくない時に呼びかけは聞こえているということを意思表示してます。
面倒くさがりながらも「ハイハイ。聞こえてるにゃあ」とまあ、しっぽで返事をしています。
まとめ
どうだったでしょうか。意外にも、感情豊かな猫の意思表示を理解いただけたと思います。
猫の飼い方についてまとめた記事は長くなりましたので次回に、いたします。
なお、猫の研究が進んで数多くのグッズも販売されているようです!
ぜひ揃えたい特選グッズにも触れたいと思います。