毎年、夏休みの家族旅行は楽しいものですが、見知らぬ場所に旅するのは意外とストレスいっぱいです。さらに何かのトラブルに巻き込まれでもしたら、せっかくの夏休み家族旅行が台無し・・というかトラウマになってしまいますね(汗)
そういったトラブルも、前もって知識を心得ていれば未然に防げるというものです。そこで、旅先のどんな場面でどんなトラブルが多いのか、またそれを防ぐ対策はどういったものなのかをまとめてみました。
これらを知って、夏休み家族旅行を計画する段階から注意をはらえば、家族みんなが楽しい旅で「夏休みの素敵な思い出」を作れること間違いナシです。
では早速みていきましょう。
目次
①天気・気温に対する心得
夏休みのこの時期は言わずと知れた猛暑の毎日です。また旅行のタイミングによっては台風などの豪雨に見舞われることも考えられます。たかが天気と侮るなかれ、場合によっては自分と家族の命にかかわります。
雨天・霧・モヤに注意
夏休みに家族旅行する場所によっては、天気により霧などが発生して視界が悪くなる可能生があります。車で行くのであれば事故の危険性が高まりますし、「せっかくの絶景スポットが見えない」なんてことにもなりかねません。
できれば事前に天気予報を確認するのは勿論、観光ガイドなど現地を良く知る人に問い合わせてリサーチしておきたいところですね。お父さんだけにまかせず、家族全員が計画の段階から調査にも参加しましょう。
豪雨・それにともなう災害
夏休みの旅行前に天気予報を調べない人はいないとおもうのですが、近年はいきなりゲリラ豪雨に見舞われることも多く、旅行先によっては家族全員が危険にさらされることがあります。
山岳地帯などでは雨で地盤が緩むと土砂崩れが起きますし、河川などが増水するとおもわぬ危険が発生します。夏休みに河原でキャンプ中、夜中に家族ごと流されてしまった事故も発生しております。
また、夏の蒸し暑い時に雨が降ったりすると、気持ちよくて傘もささずに濡れるにまかせる人がいますが、これはよくありません。たとえ熱帯雨林地方でもスコールに濡れっぱなしで放置すると肺炎になるのです。
激しい雨の中でも観光したい場合は、合羽(カッパ)を使いましょう。蒸し暑いと汗で多少ベトついて気持ち悪いかもしれませんが、健康には支障ありません。
夏休みに家族でキャンプなどする際には、行く場所の天候と危険性を充分リサーチして必要な準備を整えたいものですね。
猛暑・熱中症に注意
夏休みに真夏の観光地で、楽しいからといって猛暑の中はしゃぎすぎると、日射病や熱中症で家族ごと病院に搬送されるハメになります。
特に子供には注意を払わねばなりません。子供は体温調節機能が大人ほど発達していないので熱中症にかかりやすいのです。まして乳幼児などは自分で水分補給したり服を脱いだりできないので、短時間の放置でも命取りになりかねません。
また、高齢者や病人など、体力に不安のある方や寝不足など体調不良の人も熱中症にかかりやすいので、元気な方は気遣ってあげるべきです。
水不足で節水制限?
夏休みに地方の田舎などに行くと、水源地が近くにない地域があったりします。このような場所で猛暑がつづき雨が降らないと、節水制限が発動し水道から水が出ない時間があったりします。
夏休みのホテル・旅館でこのようなことになるのはめったにないことなのですが、プール・スパ・温泉施設が一時休業することは過去にありました。
せっかく家族で行く夏休みのプールを楽しみにしてたのに、これではガッカリです。旅行先の天気とともに、節水制限があるかどうかも事前のリサーチをしておいたほうが安心ですね。
北海道はむしろ寒い?
夏休みでは北海道といえども近年は猛暑にさらされ、真夏に39.5℃を記録した場所もあるそうですが、避暑地で有名な釧路などはさすがに涼しいです、というか寒いw 夏だからと軽装で行くと家族全員で風邪をひきかねません。
また、家族で夏休みに山岳地帯でキャンプする際も注意が必要です。気温の低さもそうですが、天候・気候が変わりやすいので服装その他の装備が不足していると、大変な目にあうかもしれません。
夏休みに大自然の中で家族で寝泊まりするなら、現地を徹底的にリサーチし、準備を入念にしましょう。アクシデントは命にかかわります。