おお!我が家にお中元が届いた!
・・もらい慣れてる方は別にして、
いきなりテンションの上がる瞬間ではないでしょうか(笑)
中身はビール?ハム?そうめん?はたまた季節の果物?・・・お中元が届いたら嬉しいものですが、頂いた相手によっては「お礼状」を忘れないようにしなければなりません。
目次
礼状を送るのはどんな時?
お中元が届いたら、頂いた相手にお礼の気持ちを伝えたいですよね。
親しい友人や親戚でしたら顔を合わせた時にお礼を言うのも良いですし、電話でも失礼にはあたりません。
しかし、 本来は礼状を送るのがマナーですので、 お中元を頂いた相手が仕事の取引先や職場の上司、同僚、部下などだった場合は、丁寧にお礼の気持ちを書いた礼状を送りたいところです。
儀礼的な意味の他に「お中元が届いた確認」の意味もあり、何も送らないのに比べ、相手にたいして気遣いの気持ちを表わせます。
礼状の書き方
では基本的な礼状の書き方にいってみましょう。まず冒頭の挨拶から・・
①「いつも御世話になっております。」
・・挨拶をされて嫌な気分になる人はいませんが、無いと違和感を覚えます。
①「暑中お見舞い申し上げます。」
・・時期によってはこちらでも良いですね。
②「平素は格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。」
・・決まり文句です。親戚や友人でなければ入れておいたほうが無難ですね。
③「先日は、結構な品を頂きまして恐縮に存じます。」
・・とお中元を頂いたことに触れ
③「この度は主人がお世話になりながら結構な品をお送り頂きまして恐縮に存じます。」
・・奥様から相手に礼状を送る時はこんな感じで
④「家族皆で○○○(贈られた品)を美味しく頂きました。」
・・上記は食べ物だった場合ですが、贈られた品がどのように役立ったか述べると、贈った相手は喜びます。
⑤「心から御礼申し上げます。」
・・感謝の気持ちを述べるのは忘れないようにしましょう。
⑥「暑さが続いておりますので、くれぐれもご自愛ください。」
・・と最後に気遣いの言葉を入れると印象がさらに上がります。
これらを繋げてチェックしてみましょう。
「いつも御世話になっております。 平素は格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。 先日は、結構な品を頂きまして恐縮に存じます。 家族皆で○○○を美味しく頂きました。 心から御礼申し上げます。 暑さが続いておりますので、くれぐれもご自愛ください。」
・・と、こんな感じになるのではないでしょうか。
また、「お中元がカタログギフトだった場合の礼状」は・・
定形の挨拶の中に
「いつもお心遣い感謝いたします」
と感謝の気持ちを述べ
「○○○を選ばせていただきました」
・・と何を選んだか説明し
物を選んだのなら・・
「以前から欲しかった品なので大切に使わさせて頂きます」
食品だった場合は・・
「○○○がとても美味しく、堪能させていただきました」
・・と、具体的な言い方をすると贈った相手も喜ぶでしょう。
正直いってカタログギフトの「定番のお中元」に飽き飽きだったとしても、礼状にこう述べておけば相手に悪い印象は与えません(笑)
相手から返礼品と礼状が届いた場合
逆に、お中元を贈った相手から同額以上の返礼品と礼状が届いた場合は注意が必要です。
礼状に「今後はこのようなお気遣いはご無用に」と書き添えられていたりすれば分かりやすいのですが、礼状なしで贈った品より高額な物だったりした場合は・・
「これ以降、お気遣いは無用にして下さい」という意思表示ですので、それ以上贈るとかえって迷惑になります。
お礼のお礼はどうするの?
また、お中元を贈った相手から礼状やお礼の品が贈られてきた場合なのですが、基本的にここまででお中元のやり取りは終わっていますので、これ以降お礼をするのは無用です。
相手が会社の取引先や上司だったりすると、ついお礼のお礼をしてしまいがちですが、丁寧すぎるのも堂々巡りになり、かえって迷惑になったりします。
ケースバイケースではあるのですが、相手が気にしない程度に感謝の気持ちを伝えれば良いのではないでしょうか。
まとめ
1年に1回しかないお中元で、ふだん書き慣れない礼状を送る。
なんだか緊張するものですが、一番大事なのは「相手に感謝の意を伝える」ことですので、あまり畏まりすぎず「もらって嬉しかった気持ち」を素直に綴れば良い礼状となるのではないでしょうか。
また、相手によっては礼状ではなく「直接会ってお礼を言う」のが一番喜んでもらえたり、はたまた「電話でお礼」が最適だったりもします。
これをお読みになってるアナタの状況次第なのですが、結局は「相手に対する気遣い」が出来ているかどうか、これが全てだと筆者は考えます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。