前回に引き続き、狛犬ならぬ狛〇のいる珍しい神社を紹介していきます。
後半には人気アニメ『氷菓』の神社もありますよ「私、気になります!」
目次
【狛兎】
卯(うさぎ)は縁結びや夫婦和合、子授け・安産のご利益があります。
兎を祀る神社に共通するのは兎に角、“カワイイ”♡♡
『東天王 岡崎神社』
本殿前に阿吽型の“狛兎”が鎮座する「うさぎ神社」。
本殿向かい側の可愛らしいうさぎの行列が人気を博しています。
紅葉名所の南禅寺や永観堂(禅林寺)、平安神宮に近いので足を運んでみましょう。
兎は月の模様が“餅をつく兎”に見えるとされ、古来から神聖視されてきました。
有名なのが、古事記の「因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)」。
むかしむかし。
隠岐の兎は因幡に行くため、サメ(影鰐?)を誑かして海を渡りました。
騙されたことに怒ったサメは兎に襲い掛かり、兎は大ケガを負います。
八上比売を訪ねる道中だった、大国主神(既婚)は兎のケガを診てあげました。
助けてもらった恩義から、兎は八上比売と大国主神との縁を取り持ったとさ。
須勢理(正妻)の機嫌直して> ( ´・ω・) (╹ ✕ ╹=;)<夫婦和合お任せウサ。
『出雲大社』
出雲大社は、明治時代初期まで杵築(きづき)大社と呼ばれていました。
御祭神は縁結びの神・福の神として名高い大国主大神。
境内の至る所に愛らしい兎像が置いてあって、ホッコリ♡
大国主大神は出雲王朝を繁栄させ、多くの女神と結婚してたくさんの子供をもうけました。\_(ÒдÓ)
このことで縁結びの神様と言われる由来となったのです。
『白兎神社』
(╹ ✕ ╹=)<Google 3Dmapみてウサ!
(╬^ω^) はよ> ( ´・ω・) (╹ ✕ ╹=;)<元シヴァ神の化身でしたよね!?
『調(つき)神社』
鳥居のない神社として知られ、こちらも境内は兎だらけ♡
地元では「つきのみやさま」と呼ばれ親しまれています。
“ツキを呼ぶ神社”として勝負事の祈願者が絶えませんが、
近年、アニメ「戦姫絶唱シンフォギア」ファンの聖地にもなりました。
『三尾神社』
御祭神の伊弉諾尊(イザナギ)がつけていた赤、白、黒の腰帯の形が、
三つの尾を引くのに似ていたことから、三尾神社と付けられました。
赤尾神が卯の年、卯の月、卯の日の卯の刻、卯の方角より現れたという言い伝えで卯年生まれの守り神とされています。
拝殿側にある“めおと卯”が目を引きますが、
“見返りうさぎ”と呼ばれる兎像が境内に隠れていますよ♪
滋賀県[公式観光サイト] 三尾神社
神兎マップ | 神兎研究会
【狛龍】
絢爛華麗な中国様式で“龍”は権威を示す装飾美のモチーフですが、
日本では防火や家運隆盛を願う、厄除け的な象徴で瓦や柱に広く使われました。
なるほど。辰(りゅう)は水神として、船の往来の安全や日照りや洪水から守ってくれる尊神。
霊獣ではなく、そもそも神様でした。
神使として祀るってのは、 ┐(´ー`)┌ 不適切と考えられたと思われます。
阿吽の龍神図画は知られていますが、狛龍が置いてあるのは珍しい。
龍神の伝説が息づく日本は、各地(パワースポット)に龍像がありました。
『恩智(おんぢ)神社』
撫でるだけで昇運、無病息災を招く阿型の神龍・吽型の神兎の像があります。
こちらは龍穴と呼ばれる、強力なパワースポットとしても知られていますよね。
『飛騨一宮 水無(みなし)神社』
アニメ「氷菓」の聖地になっていますが、今回の特集は“狛龍”です(笑)。
位山(水無神社の神体山)には珍しい阿吽の“人面”龍神像が!?
※龍神像は登山口にあるそうなのですが、「位山御神水」へは登山なので準備は怠らないでください。
人面といえば、三室戸寺の人面魚‥‥ゴフッ。狛蛇の宇賀神像も有名ですね。
シーマン?海魚じゃねーし> (╹◞౪◟╹ Э )Ю ~
『真名井(まない)稲荷神社』
元伊勢籠神社の境内にある摂社、真名井稲荷神社には潮満珠(しおみつたま)と、潮乾珠(しおひるたま)を持つ阿吽の狛龍があります。
籠神社の北東約400mには、元の鎮座地である奥宮真名井神社があり、
こちらも同様に阿吽の狛龍が鎮座しています。
『真名井神社(籠神社奥宮)』
別名を久志濱宮(くしはまのみや)。“くし”とは不思議なパワーの源という意味で、
約2500年前の祭祀場が残っている奥宮 真名井神社は、
伊勢神宮と同等の格式を持つ日本最古の聖域!!\_(`・ω・´)
「神は人の敬により威を増し 人は神の徳によりて運を添ふ」
本殿の真後ろには大きな磐座があります。手前の磐座に天照大御神。
そして伊耶那岐・伊耶那美を祀り、奥の磐座には豊受大御神を祀っている。
※現在は立ち入り禁止です。(´・ω・`)
境内の“眞名井水神社”で汲める御霊水「天の真名井の水」を飲むことで、
天界の力を得られると信じられており参拝者は絶えることはありません。
『伏見神宝神社』
伏見稲荷大社の千本鳥居より東に折れ、山道を上る途中に佇む神社。
十種神宝が奉安されていると云われ、宝物を守るように阿吽の狛龍がいます。
『養澤神社』
本殿入り口に滝壺から駆け登る龍と、岩上で稲妻を呼ぶ龍で一対の龍像があります。
JR青梅線武蔵五日市駅より上養沢行きバス 大岳鍾乳洞入口下車
【狛蛇】
巳(へび)は「実(巳)入り」が良いとされ蛇皮の財布や、蛇の抜け殻を財布に入れておくことで金運が上がると信じられている。
例えばコチラ、『神龍八大龍王神社』https://bit.ly/301kkrz
「きくち観光物産館」で購入した蛇の抜け殻のお守り、
“福蛇の袴”を持って参拝することで強い御加護を得られるのです。
また、白蛇・水龍神を祀る神社には「撫で白蛇」という蛇像があるので、
像を撫でて蓄財運の祈願ができるので人気の参拝スポットですね!
『白蛇神社』
米俵に乗った狛蛇が象徴的な神社で、2012年に造営された新しい神社。
岩国市は希少な天然記念物である白蛇の生息地で、敬われてきました。
境内は白蛇像で装飾され、金運祈願に訪れる参拝客も増えています。
岩国観光.com
『都久夫須麻(つくぶすま)神社』(竹生島神社)
琵琶湖の真ん中に竹生(ちくぶ)という島が浮かんでおり、宝厳寺とともに都久夫須麻神社(竹生島神社)があるのです。
その摂社・白巳大神社に一対の狛蛇が鎮座しておられます。
二枚の土器(かわらけ)に名前と願い事を書いて、宮崎鳥居に向かって投げる。
土器が鳥居をくぐれば心願成就!というのが「かわらけ投げ」。
琵琶湖沿いの階段を下りた場所には“某氏”が奉納した狛龍も(笑)。
竹生島自体が、龍脈であり龍穴であるらしいのです。\_(・ω・)
『道通(どうつう)神社』
“道通様”は首の回りに黄白色の輪のあるトウビョウとも呼ばれる憑神様。
祟り神になった物の怪を鎮める神社で、約400年の歴史がある。
主祭神は「道開きの神・導きの神」猿田彦大神。
ふむふむ。人生の岐路で悩んだら参拝に行かねば。〆(・ω・o) メモメモ
境内には数多くの白蛇像の置物を見ることができます。
持っているお金(小銭)を水で洗うと、財が増えるという信仰のある神社。
洗ったお金は使うことで金回りが良くなるのだそうです。
卯辰巳の狛〇、いかがでしたでしょうか。
カワイイ狛兎は、夫婦円満のサポートをしてくれるご利益がありました。
財運・家運ならば龍神、蛇神に参詣するとよいご利益が得られそうですね。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
次回は午・未・申の、狛〇神社をご紹介します。<(_ _)>
※リア充爆発注意※
(╹ ✕ ╹=;)<江ノ島の弁天様は嫉妬深いウサ。。
恋人同士、揃って“縁結び”の祈願をするのは誤りです。
「縁結び」と「良縁祈願」は意味が違います。
・縁結びは、良き伴侶との出会いと縁を結ぶこと。
・良縁祈願は、良い縁談・因縁を望むこと。
『鹿島神社』
11月5日は、縁結びの効果が高い日。
両思いの男女がそれぞれの名前を書いて供えると、良縁かどうかを占ってくれます。