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豪雨による災害対策と被災しないための7つの危険予測

豪雨による災害対策と被災しないための7つの危険予測

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凄まじい豪雨・・

平成30年西日本豪雨災害」で多数の死者が出たのは記憶に新しいところですが、本年も予測のつかないゲリラ豪雨をはじめ、異常気象による災害がとどまるところを知りません。

こういった「豪雨」による洪水などの水災害は、都市部に住んでいたとしても他人事ではありません。むしろ河川流域に広がる街区などは、大きな被害を受ける可能性があります。(筆者も被害者になりそうで心配です・・)

道路などがが冠水するのはまだ良いほうで、2階建の住宅が水没するような災害も現実に起きています。家は決して安全な場所ではないんですね。

予測外のおもわぬところで被災してしまうのが水災害の特徴といえるでしょう。

そこで、豪雨による災害の被害者にならないよう、あらかじめどんな危険があり、その対策は何なのかをまとめてみました。

 


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目次

① 梅雨と台風がWで来たら要注意

台風にも対策を!

「西日本豪雨災害」は7月上旬まで停滞した梅雨前線に台風が重なり、凄まじい降水量によって、ダムその他ライフラインの許容限界量を上回ったことによる災害だ、といえます。

いつ、そのパターンが再現してもおかしくありません。

大雨警報」などの情報に気を配るのは勿論「梅雨と台風が重なった時」自分の住んでいる地域にどのような危険が及ぶのか、事前に把握しておくことが重要な対策といえるでしょう。

 


② ダムの貯水量と放水に注意

放水情報に注意!

要注意です。

ダムは梅雨や台風の前には、あらかじめ貯水量を減らして備えておくのですが、万一そのキャパシティを超えるような降水量の豪雨となった場合、被害がでるのを承知で放水せざるをえません。

決壊したりすると大変なので放水するしかないのですが、「西日本豪雨災害」では、住民が「豪雨でダム放水の警報が聞き取れず」死者が多数にのぼる被害をだしてしまいました。

一戸建ての2階なら安全だろうと避難しなかった人達が、建物丸ごと水没で被災されたケースもあります。

ダムを管轄する「国土交通省」の災害に対する責任と管理の問題が浮き彫りになったわけですが、何とかしてほしいものです。

しかし、現実問題として決壊または大量の放水によって「被災者、数十万人以上」の甚大な被害をもたらす「危険なダム」は全国に点在しています。

もし、お住まいの地域がダム放水により被害を受けそうなら、警報をいち早く知る工夫と、絶対安全な避難場所を事前に知っておくのは必須の対策でしょう。

危険なダムが、その下流域にどのような影響を及ぼすのかは、情報が膨大なため割愛せざるをえませんが、ご自分がお住まいの場所だけは「自分で調べて把握しておく必要がある」ということです。

 


③ 河川の近隣はおもわぬ危険が!

溢れそうですね・・

ダムが危険」と述べているので、その下流域に濁流が押し寄せるイメージは言わずもがなですね。豪雨が降ったら河川に近づくのは危険です。

さすがに豪雨で水量の増した川の「危険な河川敷」に近づく人はまずいないとおもうのですが、川から少し離れた場所でも油断はできません。

これは筆者の実体験なのですが、川の近くの道路を自動車で走行中、道路が冠水して腰の高さまで水没してる場所があり、無理やり走行したら自動車の電気系統が故障し、止まってしまったことがあります。

川と土地の高低差が少ない場所だと、雨水のマンホールから噴水のように吹き出して道路が水没してたりするのです。

運悪く走行中、自動車ごと水没したら命にかかわります。豪雨の際は河川に近ずかないほうが良いでしょう。

 


④「 山・谷・崖」は超危険!

崩落しています・・

要するに「土砂崩れの被害に合わないようにしよう」ということです。

豪雨が降り続くと「地盤が緩む」というのは多くの人の知るところなのですが、ではじっさい「どの場所が土砂崩れ災害を起こすのか」というのは、なかなかピンポイントで予測できるものではありません。

山の斜面や崖の上に作られた道路などは、土砂崩れで生き埋めになる危険性や、崖崩れで道路ごと落下する危険もあります。

「乗ってる自動車ごと生き埋めになったりしたら、まず助かりません。」

豪雨で災害の起きそうなタイミングでは、そもそも「山・谷・崖」に近づかないほうが良いでしょう。

ただ「住んでいる場所」によってそうも言ってられない方は、豪雨の時はいつも以上に気をつけ、通るルートを変えるなどの対策が必要ではないでしょうか。

 


⑤ 車に乗るのは危険?

危険です!

すでに述べましたが、豪雨などの水災害が発生していると「道路が役に立たず交通網が寸断されるような状況」は、これまでにもよく起きています。

それが原因の「渋滞で立ち往生」などはまだ良いほうで、交通規制が敷かれ信号も役に立たない道路では交通事故が頻発します。

また、豪雨で洪水警報が出ているような状況では、自動車が水没するような危険な場所も「予測不能で」出現します。

「車の中にいれば雨には濡れないだろう」などと軽い気持ちで自動車に乗ると、被災した場合にはかえって身動きがとれません。「車を乗り捨てて避難」などはまだ良い方なのです。

豪雨の警報が出ているような時は「自動車に乗る」のはよくよく考え、前もって災害時の想定をするなど対策をしておきたいものです。

 


⑥ 避難場所、避難経路を把握しておく

複数の避難場所を決めておく・・

いざ豪雨による災害が起きてから避難場所を探そうとしても、それが出来る状況だとは限りません。

避難場所がわからなければ、避難経路もわかりません。事前に対策しておかないと困ったことになります。

普段、家族は職場・学校などでバラバラに過ごし、避難場所も別々になる可能性が高いので「家族がどこに避難しているのか」を知る上でも、事前に把握しておくべきです。

また、避難経路はすごく重要です。単に地図上のA地点からB地点に移動できれば良いというものではなく、災害時の混乱の中でも安全に移動できる経路でなければならないのです。

入念な下調べが対策となります。それが足りないと避難中に被災してしまうかもしれません。


⑦ 家族の集合場所・連絡先を決めておく

決めておくのが大事な対策です!

「そんなの当り前だ」という声が聞こえてきそうですが、事前に話し合って決めておかないと、必要に迫られた時になかなか対応できないものです。

まず、家族がバラバラで避難することを想定して集合場所や連絡方法などを決めなければなりません。

災害でライフラインが寸断されたり基地局に異常がある場合、固定電話はもちろん、スマホや携帯電話が使えるとは限らないのです。

そんな時の対策としては・・・

小型の無線機器・トランシーバーを持ち歩く、という手もありますが無線の届く範囲が限定的で「家族全員が普段から持ち歩く」というのは現実的ではないかもしれません。

また、高額ですが衛生電話というものもあります。基地局を介さないところに優位性がありますが、災害時の対策として使用するには工夫が必要でしょうね。

なかなか難しい問題ですが、やはり 家族間で避難場所を複数きめておき「掲示板にメモを残す」「知り合いがいたら伝言を頼む」などが、原始的ですが一番効果的な対策かもしれません。

 


まとめ

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予測と準備は基本ですね

豪雨による災害危険性気をつけるポイントや対策などを述べてきましたが、いかがでしたでしょうか。

結論として、災害時に置かれている状況により危険と対策は異なり「これさえやっておけば」という万能な方法はありません。

重要なのは普段からの「事前の準備」と「災害時の迅速な情報取得」であり、「それが生死を分けることもある」ということですね。

自分と家族の環境に応じた「あらゆる危険性を想定しておく」ということに尽きるのではないでしょうか。

最後までご視聴ありがとうございました!(^^)


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