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②事故・渋滞トラブルの心得
夏休みに旅をするわけですから、交通機関のトラブルはつきものです。これをストレスと感じるか、旅の醍醐味だと楽しむかによって、夏休みの家族旅行はかなり違ったものになります。
とはいっても夏休みに家族全員で重大なトラブルに見舞われて、旅行どころではなくなった、という事態は避けたいものですね。そういったことにならないよう、おさえるべき注意点をみていきましょう。
交通事故が一番危険
夏休みの家族旅行で車を使う場合はホント気をつけたいものです。夏休みは運転に不慣れなホリデードライバーが大勢走ってますので、家族で事故に巻き込まれないのは勿論、自分が事故の加害者になってはいけません。
また、見知らぬ地方の初めての道路は、標識や制限速度などが判りにくく、とまどっているうちに事故を誘発しかねません。カーナビを信用しすぎず、常に周囲へ気を配りましょう。家族がドライバーをサポートしてあげると良いですね。
夏休みの旅行では気持ちが緩みがちですが、人の少ない田舎だからと、一時停止を無視したせいで死亡事故が起きた事例があります。普段以上に交通規則を守り安全運転を心掛けましょう。それが自分と家族を守る最良の手段です。
交通渋滞について
夏休みに家族で有名な観光地へ行く場合、場所によってはある程度の交通渋滞を覚悟しなければなりませんが、お盆の帰省ラッシュなど渋滞のピークになる時期は避けるなどの工夫はしたいものです。
また、夏休みの家族旅行であれば、渋滞中の車内でも家族で楽しくするような工夫ができるはずです。たとえば家族全員参加のゲームをやり、順位により賞品を用意したり、順番にカラオケのど自慢でも良いでしょう。
ふだん仕事や学校で一緒の時間を過ごすことの少ない家族が、せっかく同じ時間と空間を共有しているのですから、夏休みの楽しい思い出がつくれれば、むしろ「渋滞歓迎?」かもしれませんw
ただし、深刻な話題やお説教タイムは厳禁です。逃げ場のない狭い空間なので、楽しいどころか、家族の最悪の思い出になってしまいかねません。お子さんなどが次回の夏休みから旅行に参加してくれなくなる危険性があります。
せっかくの夏休み家族旅行なのですから、家族全員が楽しめるように工夫しましょうね^^
交通取締りは「かきいれ時」?
警察は夏休みの時期「交通安全強化期間」を設け、かなり厳しく取り締まっています。
夏休みの旅行で気の緩んだドライバーが多いので必要な取締だともいえるのですが、危険な運転をしていない人でも大量に取り締まられてしまうのが、このシステムの悩ましいところです。
また、夏休みで行った見知らぬ土地の初めての道路では、どの交通規則に従ったらよいか判りにくい場所がけっこうあります。そういった場所は取締側からは「ドル箱スポット」などと呼ばれ、白バイや警察官が隠れて待機してるものです。
安全運転を心がけて家族みんなで旅行しているのに、夏休みの旅先でこういった取締に引っかかったら旅行気分台無しです。
夏休みは交通取締の「かきいれ時?」だということを認識しましょう(笑)
交通機関の遅延に注意
夏休みの家族旅行で空港へ行くのに電車を利用するさい、線路内事故の影響で大幅にダイヤが乱れ、飛行機の時間に間に合わなかった事例が報告されています。
その家族は結局旅行に行けず、飛行機代と宿泊費がすべて無駄になってしまいました。前々から楽しみにしていた夏休みの旅行が、これではあんまりです。
交通機関を利用する際は時間に充分余裕をみるか、ダメだった場合に備えてプランB(別の計画)を用意する周到さをもちたいものです。
私の友人は、夏に家族で海外旅行を計画していましたが、天候不良のため飛行機が飛ばず、急きょ国内旅行に変更したところ「めっちゃ楽しくて」かえって成功だったと話しておりました。